水野君のお兄さん、好きなキャラだけに
呉服屋店主の水野蓮は、借金を肩代わりするかわりに、娘の舞花を呉服屋水野の嫁として連れ帰ることに。そうとは知らないゴスロリ舞花は丁稚奉公をしながらも、着物に真摯に向き合う蓮の姿に惹かれてゆき・・・というお話しで、舞花(20歳)視点で描かれているのですが、思考が若干幼いので、蓮ファンには物足りなさも感じつつ。
密談シリーズでは、後半にお兄さんとして登場する蓮ですが、言葉遣いは乱暴だけど相手のことを思いやる気持ちは人一倍強く。蓮ファン的には、主人公の舞花の中にもう少し蓮が引き付けられたと納得できる要素があれば、星⭐️5つだたかと。
もしくは、蓮の視点で、苦悩やもどかしさが描かれていれば、もしかしたら舞花の良さがもっと描けたのではないかと。
気になったのは、呉服屋なのに店内でタバコを吸う蓮。臭いが着物に移っていいのか⁉︎という疑問はありましたがね。
今回は、作者買いでした。
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4.0