5.0
4話以降から良くなるのでそれまで我慢…。
初めはエロネタ主軸の内容のない作品かと思い以後買わずに放置してましたが、
同じ作家さんの他の作品を読んだら思いの外良い話だったのでこちらも続きからまた読み始めてみました。
したらナニコレあらあら泣けるじゃないの。予定調和な所もありますがとても良い恋愛作品でした。
絵的な部分にはまだ発展途上というか自由にならない感じがありますが丁寧だし良い顔します。
絵的な上手さより気持ちを丁寧に描いていてストーリーとして読ませるのが上手い作家さんだと思いました。グイグイ話に引き込まれます。
そして主人公の直は気弱で繊細かと思っていたら図太くて(※澤田・談)一直線で頑固という意外な一面も。
その図太さで(実は繊細だった)翔太の性癖ごと受け入れちゃう変態同士の倒錯したHが見たかった方には残念なお知らせですが(※私です)それはなかったですごめんなさい。(若干匂ってたくらい?)
至って真面目に真摯に翔太の哀しい性癖(トラウマ)を更正して幸せになるお話です。それはそれで好きだからいいんですけど。
掴みのインパクト狙いだけかと思ったタイトルも読み終えてから改めて考えるとむむむ…奥が深い。しみじみ。
あと、もしこのレビューが作家さんに届くのであれば澤田メインのスピンオフが読みたいですお願いします。
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