5.0
柚はずっと自分の気持ちに気づいていなかった…仙崎に再会して振り回されるような日々を過ごす中で思い出していった。森羅は柚のことを大切に思い、柚の気持ちに気づいていた。森羅には気の毒だけど、柚が自分の気持ちに気づいて素直になり仙崎のもとにいけたのはよかった。
作者買いだったけど、今回もとてもよかった。一気読みしました。
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柚はずっと自分の気持ちに気づいていなかった…仙崎に再会して振り回されるような日々を過ごす中で思い出していった。森羅は柚のことを大切に思い、柚の気持ちに気づいていた。森羅には気の毒だけど、柚が自分の気持ちに気づいて素直になり仙崎のもとにいけたのはよかった。
作者買いだったけど、今回もとてもよかった。一気読みしました。
設定が少し変わってて惹かれた
恋の展開は、あるある?っぽいが心情の移り変わり方の表現、描き方がとても素敵。
16話一気読みでした。
「頑張れ!!」「頑張る」
友人の結婚式で赤髪のチャラ男と出会い絡まれキスされそうになって平手打ちします。その感覚を妙に懐かしく感じデジャヴのような瞬間。そういえば、似たようなシチュエーションが過去にもあったことを思い出す。
中学時代の蘇る記憶。いや、でもあの時の男の子がこんな所にいるわけない。パーティーバッグを会場に置き忘れてたところに持ってきてくれた男から「中学時代にバンソコくれた子だろ?」と言われるが断固否定。なんでメガネをかけていないのかを問われる。フレームのとこに赤い星のマークついてた、、と言われ、ここまで覚えてたことで、あの時のあの男の子だと確信する。別に好きだったわけじゃない。
ただ、中学まで父の仕事の関係で転校ばっかりで誰かとの強い思い出なんかなかったから覚えてただけだと自分に言い聞かせる。女の子のグループに入れてもらってもまたすぐ転校だから、なるべく友達作りを避けてきた。
と、そこに目の前に燃えるような赤い髪の男の子が倒れていた。それが出会いだった。その子は誰かにボコボコにされていて血が出ていたのでバンソコウを貼ってあげた。
お礼にヤな奴いたら殴ってやろうか、俺。それに対していらない、と。そこで彼からキスされそうになってビンタ。そのシーンを女の子グループに見られており「私たちといるより男子といるほうが楽しそうだし」と避けられてしまう。1つ年上の校内一の不良で誰も近づけないけど密かに女子に人気があるとあとから知った。
別にどうせまたすぐ引っ越すし。と強がってたけど涙がポロポロ。「あんたと話したら友達が仲間に入れてくれなくなった。でも私、別に明日引っ越すからいいけど。あっちで友達できなかったらどうしよう」と男の子に言います。
本当は怖かった。いつも。
そしたら彼は「大丈夫だ。俺にビンタ張った女はおまえだけだ」手を握ってくれて「自信を持て!おまえは強い!」と励ましてくれた。それが冒頭に繋がる「頑張れ!!」なのです。
10年前 私に小さな勇気をくれた名前も知らない男の子の名前を、その時に知ります。その後、職場に新しく入ってきた人がなんとその彼でした。
主人公には彼氏がいます。その赤髪の男の子と結婚式以来の再会を職場で果たします。これからの展開もとてもキュンキュンします。
特に中学時代の回想シーンが泣けました。
この作品でこの室たたさんを知り、この作品が良かったので、他の作品も読み漁りました。飄々としてる彼が好きです。ヒロインも可愛かった。
何気に読んだ作品でこの先生の大ファンになりました。とにかく登場人物の表情がいい。このお話も期待を裏切らず夢中になって読めました。
昔この単行本を持っていました。
今は手元にないので、こちらで購入しましたがやっぱりよかったです。
みんなそれぞれ相手のことを純粋に好きすぎてすれ違ったり歩み寄ったり、知らないふりをしたりと切なくて温かくなるお話だと思います。
この作者さんの作品は一途な男子が多く、こちらはまさに一途男子祭りですね。
森羅さんの潔さには感服です!
ずっと彼氏が大切だったのに、昔励ましてくれた名前も知らない男の人に出会ってしまう。しかも会社の同僚になるなんて。でも励ましてくれた彼の事が忘れられず、二人は結果ハッピーエンドに。
絵が綺麗で読みやすかったです。
感情の変化も丁寧に書いてあり、主人公を応援しやすかったです。