【ネタバレあり】タイトロープのレビューと感想

真っ直ぐに！

龍之介がただひたすら真っ直ぐに直を想ってて、
直の為ならなんでもしちゃる！のにちょっとヘタレだったり…（笑）
それを大きく包み込んでくれる直も男前で、でも本当はちょっと可愛くて(スウィートの直可愛過ぎです！)
ほんと最後まで一気に読みました！するッと！
任侠ものなので暴力的な表現もありますが、イサクさんなので読み易くてそういうの苦手な方でも大丈夫かと。

やっぱりやられたーー

おそるべし夏目イサク作品…絶対ハマると思ったからずっと読まずに我慢してたのに…ついに読んでしまった…予想どおり最高でしたー！
どうしようもないけれどを先に拝見して、リターンズを見つけてこちらに来て、頑張って（？）リターンズだけを読んだのに、やはり耐え切れなかった…挙げ句続けざまに王子様の理由まで。もーやられまくりです！

前置きが長くなりましたが、直樹と龍之介（極道の跡取り）がお互いをあまりに好き過ぎて離れられないのがたまらないです。いざとなったらお互い相手のために離れる選択をいつでもできるつもりでいたはずだったのに、いざ離れることが現実になりつつあるとすぐに無理だと気付く。
直樹はいつも龍之介に押されていて、龍之介は自分からは離れられないときっと安心してたんだな。離れたくないのは自分だったと自覚してからの直樹が男前でしたね。逆に龍之介が押されちゃって。いやー、お互い本当に相手が大切で一途なのがいいです。ハッピーエンド大好き！
極道と堅気ってのは、きっと現実問題色々難しいこともあるんでしょうが、本作はそういう問題もチラつきつつほっこりできました。

直樹がいい

龍之介は直樹への思いを隠さない。直樹も身体は許さないが受け止めている。
周囲も、そのことをよく知っているけれど、ずっと進展しない二人。
進むかどうかは直樹次第、ということころで、龍が直にケンカで勝ったらＯＫという条件が面白い。
直樹の方がケンカが強い、という設定だったけれど、実は龍之介が(たぶん知らず知らずのうちに)直樹には
手加減していたらしい。
結局、直樹が負けに行く、というのがいい。
龍之介への思いや駆け引き、ケンカが強いところなど、直樹がとても魅力的だった。

タイトロープの意味

いつも作者さんの作品のタイトルとその意図を考えてしまいます。
それくらい、綿密に考えられてるなーと思うことしきりで、謎かけされている気分になります。
本作品は幼なじみ同士の初々しい恋模様ですが、攻めが極道一家ということで、一筋縄でいかない恋愛です。
痛々しい描写もありますが、そこはイサク先生の力量で、ソフトになっています。
タイトロープ‥‥絆ですかね‥‥？

ヤクザの息子と幼馴染み

面白かったです！ヤクザの五代目（予定）の高校生と幼馴染みがお互いに思って離れようとしたり一緒にいようとしたり、同じ大切に思う気持ちなのに逆の行動になるんだなぁと。でも、これからももう少し見守りたい気分になりました。短編で読みやすいですが、先ももう少しみたかったなー。

はぁ〜
やってしまった…
夏目イサク先生にはまってしまいました

夏目先生のお話はついつい読んでしまいます

この話の二人もかっこいいです♥
お互いを大切に思っているのが伝わってきます

最終話でわざと負けに来るなんて！！
ニヤけてしまいました！

夏目先生の話はいいです

攻めも受けも両片思いという感じでずーと暮らしてきた幼馴染みです。受けは顔は女性ぽいですが、かなり喧嘩が強いです。だけど、攻めが受けに負ける原因は、以前のトラウマが関係しています。やっと動き出した二人なので、又シリーズで読ませて欲しいです。

絆

直と龍の絆が深い！
龍→直への恋愛感情がオープンで潔い
直→幼馴染としての龍を思う気持ちが神
お互いなくてはならない存在ですね。
2人が幸せになれそうで良かった！

夏目先生の作品はほとんど読ませていただいてますがその中でもＮｏ．３に入る作品
直絶対の龍がすごく好き
強くて綺麗な直も最高です
まだまだ2人を見ていたいです

カッコいい！

とにかく2人がカッコよくてたまらん！て感じです。物語もいい感じに現実的なイメージ。最愛の人と共に過ごしていく覚悟はかっこいい！