5.0
甘酸っぱい青春
青春は二度と戻ってこないんだと感じさせられます。若いころは、将来のこととか、自分の置かれている立場とか、考えもせずに、「迎えにいくから」と言えるし、なんの根拠もないのにそれを信じたくなる。
10年という月日のなか、啓介はそれを幸せな思い出として消化させて、誠一はなかったことにして。10年経って触れ合って、誠一は熱に浮かされたみたいに10年前の思い出を取り戻そうとするけど、もう過去のことで。
これからは、啓介みたいに、外見に左右されない穏やかないい恋愛を歩んでほしいです。
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