みんなのレビューと感想「死の美術館」（ネタバレ非表示）

瞳が……

ストーリーは良かったです。どの話もオムニバス形式で読みやすかったし、タイトル通り［死］をモチーフにした、核からずれているものも無いし、話によっては世界観が少しレトロだったり今時の都市伝説に似た雰囲気だったりして、怖い中にも不思議な美しさを感じました。

ですが、絵の方が……。
描写する線が細過ぎて、登場人物の輪郭が窮屈に見えます。「人」らしくないというか…それが影響しているのか、どの話に出てくる人物も全て同じ人物に見えます。
何より瞳が、それこそ人形のような、透明な硝子細工の眼を彷彿とさせます。

その［瞳］の描写だけが妙に気になってしまい、ストーリーに集中できなくなることがあったので、申し訳ありませんが★－１にさせて頂きました…。

なんか

懐かしさを感じる古びたホラー漫画をような作品です。この作家さんの絵のキャラクター達が人形のように見え妙に惹かれます。

不気味

不気味さが絵とストーリーに、マッチしてて、おもしろいです。絵も繊細で、いいと思いますが、他の方のレビューにもあるように、ちょっと体と顔の大きさとかがアンバランスなような……でも、おもしろいです！他の作品もみたいなぁー

魔夜峰央先生に通じる

千之先生の世界観が昔から好き♪
昔に比べるとリアルさに磨きがかかったかも。
麗しく、毒々しい、非日常空間のお話です。

ミステリアスな絵柄とストーリー内容で
最後までハッピーエンドなのかバッドエンドなのかハラハラします。

瞳の書き方が繊細で綺麗です。