3.0
金瓶
読み始めてすぐ、金瓶の性悪さがみて伺える。
餅屋の妻で終わるはずないと思った笑
西門と恋に落ちて、少しは一途で可愛げのある女性に変わるのかと思ったが、変わるはずもなく、相変わらず性悪、色好きも変わらず。
はじめの印象通り、自身で身を滅ぼす話でした。予想通りといえば予想通り。
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読み始めてすぐ、金瓶の性悪さがみて伺える。
餅屋の妻で終わるはずないと思った笑
西門と恋に落ちて、少しは一途で可愛げのある女性に変わるのかと思ったが、変わるはずもなく、相変わらず性悪、色好きも変わらず。
はじめの印象通り、自身で身を滅ぼす話でした。予想通りといえば予想通り。
きんれんが人を殺してもなんとも思ってなかったり、無理矢理襲われても悲壮感はなく逆に壮絶な仕返ししたり、モラル感はないかな
最初は、物欲だけの主人公かと思っていたら愛があり自分の信念と、どんな事でも負けずに挑む精神力と行動力!見ると先が気になる作品です。
金蓮は9歳で養母により、よその家に売られてしまいます。そこの使用人頭は金蓮に手をあげて厳しく口の聞き方、仕事や習い事を仕込もうとします。そんな女中頭に対して金蓮は反発し、自分の身が立つよう旦那様に取り入ろうと企むのですが…。思いがけない展開に涙が流れてきました。誰だって金蓮のような境遇に置かれたら、あんな事してしまうかも…と思いながら、旦那様に一途な可愛らしい金蓮を、出来るだけ悪事に手を染めないようにと心配しつつ読み進すんでいます。
とんでもない悪いオンナなのに、痛快で憎めないオンナ。
愛する旦那様の為にオンナの闘いを巻き起こしていくのに、それが気持ち良くていい。
でも奥様が6人もいる男はイヤだ。
話のテンポが良くて読みやすい、面白い!
悪い奴らが金蓮にボッコボコにやっつけられるのは痛快ですっきりする。
女の嫌なところをじっくりことこと煮詰めてドロドロにして詰め込んだザ・女の敵、瓶児。本当に言動1つ1つがイライラする!あの世に行ってからも鬱陶しい奴。何があってもめげない、自分悪くない精神は逆に尊敬する。早く金蓮にやっつけられちゃえ瓶児!って思いながら続きを待ってます。
好きな男の愛情を手に入れるため、そこまでやりますか?というくらい怖い嫉妬や執着がどろどろ。美しくも、醜い心、人間の欲望が絡み合って怖いのがグリムなのかな?ついついよみたくなる。
残忍なシーンも時にはあったりしますが
昔の中国の富裕層・貧困層の世界を垣間みれるのも興味深いですし
主人公のなんやかんやで情が深いとこもすきです
主人公は悪女だけど、なぜか憎めないのは頭が良くて正義感もあるからかな。
美女に生まれ変わったら主人公みたいに、なりたいな(笑)
女は怖い 一夫多妻の上下関係というか、自分が一番!の争いはホントに怖い
床下の豚小屋に突き落とすとか、お国柄みたいなのもあるのかな?
主人公の母親の話はなんだか泣けましたが、最後どういうラストになるのか想像がつきません