4.0
お互いに辛い過去のある2人、幸せになって
瞳と髪の色から忌み子として家族に蔑まれて育ったリリアナが妹の代わりに狼公爵に嫁ぐ所から話が始まる。
狼公爵と言いながら会ってみると予想に反して良い人で、髭や髪を整えるとカッコよくなるのはよくある話。
リリアナも伯爵家の令嬢らしくないけど、中身は純粋な良い子なので狼公爵は心を開き好きになる訳だ。
どうして公爵はリリアナを最初に「人質」と言ったのか不思議に思っていたら
リリアナの父親が国王の命令で公爵の父親を亡き者にしたので、復讐にリリアナを利用しようとしていたからだった。
でも、リリアナと暮らして行くうちにそんな気は失せて、リリアナの父親に罪を償わせないと意味がない事に気づく。
しかし、イリーヌ王女、いくら公爵に婚約破棄されたって、公爵を出征させ家族を無茶苦茶になるよう仕組んで自己中悪女。
公爵とリリアナの仲を割くのにあの手この手でまだまだ登場しそうだけど、最後は懲らしめて下さいね。
そして公爵の母が昔弾いていた「星月夜」。
リリアナがピアノの先生から教わった秘密の曲と同じようですが、この曲が話にどう絡んでくるのか楽しみですね♪
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