あらすじ

三郷匡平は見覚えのない部屋で目を覚ました。しかも素っ裸で…。混乱する中、ふと聞こえてきたタイピング音。視線を向けるとそこには小説家志望の匡平が長年憧れ続けた小説家・寒原鷹生の姿が。そして自分と同じ素っ裸な彼を見て、昨晩の出来事を思い出す。自作小説を読んでもらうかわりに寒原から求められたのは自分との“性行為”だった。しかし、そうまでして彼から得た感想は素っ気ないもので…。悔しさと不甲斐なさしか残らない最悪な出会いから数日後、出版社勤務の姉・素子が小説雑誌の売り上げで悩んでいるのを知り、人気作家・寒原夜鷹と知り合いで執筆依頼できるかもと言ってしまい――! ?同じさみしさを持つ二人のもどかしくも優しい物語。

みんなのレビュー

5.0

2022/08/27 15:12

文が画に乗ってる

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…凄く素敵でした、としか言いようがないですが、もう少し広げて感想を。
二人は似たような境遇で過ごしてきて、しかしその過去話を広げすぎていない、これがもどかしさにも、まだ出会ったばかりの二人の関係性にもマッチングしている気がします。

優しくて切ない世界。けれどハッピー。ゆったりした世界観が流れている。
これから二人は読者をも離れ、ゆっくりゆっくりと過ごしていくのでしょう…。
作家さんが主人公なのですが、文章をこれほど綺麗に画に乗せられるのが凄いなぁ。小説も読みたくなりました。

by 二色
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5.0

2022/08/28 14:41

さすが

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マンガというよりも小説って感じ。絵もキレイだけど物語が作りこまれていて、無理な伏線はない。どっちがトップでも良さそうな２人。すんなりと周りの人々も受け入れてしまって、どちらの願いも叶うと良いな。
それにしても、この作家さん大好き。細い線もワイルドな線も見事としか言いようがない。

by 水田真理
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5.0

2022/09/02 10:49

優しい時間が流れてるような

ゆっくりと優しい時間が流れてる気分になる1冊。

不器用で世離れしているような小説家の純愛

エチも表現も優しいのでBL毛嫌いしている人にも試してもらいたい。

by やす～
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5.0

2022/09/30 20:23

美しい

絵が美しい。
何？この始まり？？と思いましたが、どんどんと惹き込まれていきました。
最近BLにハマりつつあります。

by ゆらゆらぴよん
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5.0

2022/10/30 0:00

まず、絵がすごく綺麗で見やすいです。儚くて美しい小説のようなお話と絵がすごくあっていて、涙が出てしまいましたわ

by ぽろろ、
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