3.0
胸糞妹と天才なのに気弱な姉…
ありがちな姉妹の展開の中、なっかなかに計略的でいやらしい妹のリーナ・レコットは才女な姉を身代わりにして、自分磨きをサボってばかりなのに、姉の婚約者の王子フレッドを横取りし、婚約破棄させる
その割に、第二王子妃候補として仕事を振られると、適当にこなしたり、呼ばれてない夜会に乗り込んでいこうとするなど問題を起こす気配しかない自己(事故)中心的でわがまま女です
そんな妹にいいように使われ、父親からも冷遇される姉ルイザ・レコットは大好きな魔道具研究にのめり込むきっかけとなった初恋の王太子ルキウス・アルヴァインと10年ぶりに交流を持ち、図書館デートしたり、街ブラデートしたりして、初々しい恋を育んでいきます
二人の話題の中心は恋のキューピット(というかこの場合弓矢か?w)の魔道具であり、ルイザは思い出の指輪を探してたり、作りたい魔道具の夢の話や、禁書区域で時間を忘れて語らいます
ルイザは、ルキウスの弟に婚約破棄された自分、妹の身代わりであり、更にその姉である自分という三重苦のような鎖に、自覚しかけた恋心をぐっと飲み込みます
ルキウスの方は無自覚に嫉妬したり、ルイザを甘やかしたり、恋を楽しみ始めていて、周りを動揺させますw
ルイザは、ルキウスの帰国パーティーに誘われて参加するのですが、ここに無計画な妹がどうも嫌味を言いに突撃してそうな気配が濃厚な単行本2巻まで読みました
なんだろうな…どうザマァするのか気になるし、ルイザとルキウスは似たところがありなかなか進展しそうにない純愛にジレモダキュンみたい気持ちもしますが、結構妹の嫌な感じは見てて気持ち悪いので…完結したら一気読みするかもですね。。。?
作者様方ありがとうございました♡
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