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もういろんな思いが溢れてくる。普通の愛し合う家族の物語。お父さんは孤独ではなかったからこんなふうに最後を迎えられることはとても幸せだったんじゃないでしょうか、と亡くなるところで思いました。見送る家族もとても辛いけど受容できていたのだと思う
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もういろんな思いが溢れてくる。普通の愛し合う家族の物語。お父さんは孤独ではなかったからこんなふうに最後を迎えられることはとても幸せだったんじゃないでしょうか、と亡くなるところで思いました。見送る家族もとても辛いけど受容できていたのだと思う
母が亡くなった時、同じように思っていたのを思い出しました。私自身もまたガンであるのを知らされた時は、どこかの有名な場所に行きたい訳じゃなく、このお父さんのように日常を過ごす事が、ものすごくキラキラ輝いていました。母との最後の時間を考えるためにこの漫画を読んでいました。
いろいろ分かる点が多くて涙がとまらなかったです。信じられないけど、親って絶対亡くなるんですよね。読んでよかったです。
癌って、誰でも可能性があり、早期発見が生きるか死ぬかっていうけど、なかなか難しいよね。
抗がん剤治療もきついと聞くし。
なかなかリアルでした。
死は圧倒的なドラマを伴うから、可愛らしい絵柄とふんわりとしたストーリー運びで上手く表現している素敵な作品だと思います。
私は、大切な人を3人、引きちぎられる様な形で亡くしました。
どんな形でも、きちんと最期を看取りたかった。
こんなにガン患者を看取った人の本音が描かれているマンガは初めて読んだ気がします。日本人はただでさえ、感情を隠して本音を言わない傾向がある民族だと思うから読んでいて新鮮でした。
共感出来る部分も多くやはり、ガン患者の家族の気持ちも嵐状態なのは一緒だなと。愛する人が亡くなるのを見るのは心臓を抉られる気分です。
私の父も癌で亡くなりました。病院に行ったときにはすでに余命宣告。本当に辛かったです。身内が亡くなるのはもうイヤだと思いました。
人の『死』は一度きり。残る人の気持ち、逝く人の気持ち、大事です。
私は葬祭に関わっているので、真摯に対峙したい。
現在 ステージ4 胃ガン
余命3ヶ月はないと言われています。
読んでよかったと思いました。
ありがとうございました。