みんなのレビューと感想「虐待父がようやく死んだ」（ネタバレ非表示）（3ページ目）

色々な意味で

色々な意味で、見始めと途中の印象が変わる作品で
【かくれビ○チ～】同様に
「この人、相当頭が良いな」という結論に至ります

昨今流行りの、自分の生い立ちや経験を切り売りする漫画作品は
「…ちょっと甘えとか自分目線過ぎないか？」
と感じる物が、チラホラありますが
最初はまさに作者さんにも似たような感情が芽生えます

けどこの作者さんの凄い所は

「どうしてそうなった？」
「自分に間違いは無かった？」
「相手にどんな事をした？(された？)」
「自分はこのままで良いのか？」
「自分や大事な人と幸せになるにはどうすれば良いか？」
「幸せを持続させるには何を心掛ければ良いのか？」

これだけの難問を、全て自ら導き出している事
普通、虐待を経験した方なら
心の痛手から抜け出せず、蓋をしがちなのに、自ら考え、改めるべきは改め
向き合う部分は避けない

こういう稀にみる賢い人が、このような難問を描いたのは大正解だと思います

作者さんは、必ずこの先も幸せになれるし
人間が一番大事な
【この世の中を知る事・自分を知る事】
これを自ら見つけられる強さは
この方の財産だと思う

一気読みしてしまいました。

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広告から内容が気になり、一気に全部読んでしまいました。

知人がモラハラ夫から逃げて別居中なので、子供への影響の深刻さに背筋が凍る思いです。身体的な暴力も、言葉の暴力も、本当に怖いですね。

実の娘を性的対象と見るってところが一番許せなく、しかも母がそれに気が付いていながら助けなかったという事に、もう言葉にならない怒りが込み上げてきました。

最後は希望が感じられてよかったです

おもしろい

おもしろいって表現は違うのかな…一気に読みたくなる内容でした。
自分は虐待とまではいかんと思うけど、すぐ頭どつかれたりしてたので、小さい頃の楽しい記憶はほぼない。帰りたくない家やった。だから自分の娘には、帰りたい家にしてあげたい。
でも何故か父親と似たようなのと結婚してしまった。なんなら父親もしなかったような、グーパンしてくるような男と。
せめて娘は…と色々考えてる。

良かった

葛藤しながらよくこんなに自分の心と向き合ったなと思う。向き合うことは苦しいことなのに。
向き合わず、親への恨み言を言い続けたり、自分が何をしても親のせいだと言い続けるだけの人もいると思う。
作者がエライというのではなく、きっと親のせいにして済ませることができないくらい苦しすぎるからこそ向き合あおうとしたのだと思います。

可哀想だとは思うけど

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こういうDVモノにありがちなんだけど、なんで母親はそこまでして父親にくっついてるんだろ？子供が逃げられないのは分かる、未成年ならどうしようもない。でも、母親は子供を守らなきゃいけないし、こんな父親が居て子供に良い影響あるわけないってなぜ分からないのかな。
子供のためとか言いながら、子供を不幸にしてるって。結局自分がだらしないことに気づいてないって事を。
DV父親はどうしようもない。そこから逃げ出さない母親が諸悪の根源。
私も母親だから、そこが腹立つ。子供のことだけ考えてよ、って。

リアル過ぎ

実際に虐待された 子供が持つ心の痛み。テレビ等では辛い と言う言葉を聞いてはいたものの、こんなに大人になってまで 傷を負っているなんて思いもよらなかった。作者の心の強さ に救われる

虐待

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お金の都合で暴力があっても別れない人は多い。いい大学にあげても、その前に誰かの犠牲が必要ならそれはいらない
親の願いの押し付けが許せません
お金は正直どうにでもなります
逃げることを一度したのに出戻ったのが一番くやしかった わたしは逃げる選択をした
精神崩壊したらどうしようもないのに

こわい

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誰しも多かれ少なかれ親に不満を持っていて、成長するにつれて客観的になり蓋をしたい気持ちがあると思いますが、これはダメだろってレベルです。

騒いで暴力振るう時点でだめ。
母親が子どもを連れて荷物まとめて出てったくせに戻るとかありえない。

父親がクズですが、母親もダメだと思う。結局母親も自立していなくて父親と共依存だったのかな。

作者さんが幸せになっていくのでよかったです。

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ただの、虐待辛かったという回想になっていないところがこの作者のすごいところだと思いました。自分の過去にひたすら向き合って、今の状態を省みている。素晴らしいと思いました。

はじめは…

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無料広告から、気になり読んでみたら余り気持ちの良い感じを持たなかった。
作者に対して、モヤッと苛立ちさえあった。

けど、読み進めて途中から同苦感が湧き上がり気持ちを汲み取れる、みなさんと同じく自分自身のことと重ねて見えた。

DV旦那と別れない実母。
それなりの母親としての愛情もあったのだと思うが、やはり女の強い人なんだと思う。
恨み辛みはあっても、旦那の死にそれらのことより愛情が優ってしまう。

ある意味、このタイプの人も子供を虐待しているのだと強く思う。

私の母がまさに、このタイプ。