大宮に住むぞさんの投稿一覧

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作品レビュー
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1 - 10件目/全63件

  1. 評価:4.000 4.0

    何気なく

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    何気なく上品、そして何気なくシニカル。
    佐々木作品のスタイルが完全に完成されたキッカケとなった一作ではないかな?と、勝手に感じています。
    皆クレバーなんだけど、どこか変で
    ちょっと人間味が感じられない飄々とした印象。
    けどその中に、漆原教授・ハムテル祖母のタカ・二階堂・清原・小林のような、妙に人間味ある人もチラホラ。

    けどそれと対局の位置にいるハムテル・菅原教授・菱沼さん・ハムテル父・ユリちゃんが上手く陰陽のバランスを取っているのが絶妙です。

    関東からあまり出た事が無い身としては
    花見にジンギスカン、長期休暇にサイロ作りのお手伝い、胸まで雪に埋もれる通勤経路など
    北海道が未知の文化に見えて、当時は衝撃でした。

    本は手放してしまったので、こうしてスマホから気軽に読めるのは有りがたいことです。

    • 30
  2. 評価:1.000 1.0

    星はいらない

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    本当は星1つすら付けたくない、酷い内容ですが…
    冒頭の数話で、読む気が無くなっちゃう凄さでした…

    ・注射が痛いから血液検査嫌だ
    (しかも自分の都合や体に関わる事を医師が薦めているのに、再採血を断って帰る)

    ・優しそうな先生じゃないと嫌だ

    ・派遣でもバセドウ病なんだから2ヶ月休職します
    (私の姉も私もバセドウですが、そんな主張した事ないな~…)

    ・上司に正論で怒られたら、被害者っぽい描写をする
    (退職勧告は、病気が原因ではなく
    作者の社会人としての自覚を問題視した気も…)

    ・祖母が転院を薦めても
    「理解がない!」と、勝手に拗ねる

    ・自分に都合が悪くなると
    物凄い被害妄想で相手を悪人のように書く
    (創作される方は、ものの見方を多角的にしたほうが良い気も…)

    ・ 病気を盾に炊事をサボる
    (同じ病の人にとって、最も迷惑な行為)

    ・過剰なまでに自分と身体を労る割には、欲求には素直に反応しエッチはする

    ・薦められた病院も
    「通いにくいから嫌だな」


    ちょっと主張が子供っぽいかなと思いました

    【自分のマイナスポイントも隠さず書く】
    のかも知れませんが、大人なら
    言わないほうが良い事も多少あるかと思います

    • 14
  3. 評価:1.000 1.0

    ネタバレ注意

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    最終話を読んだけど……
    まぁ確かに旦那の無神経な言動には腹が立つし
    この旦那は普段からそういう事を
    数えきれない程してきたんだと思う

    けど奥さんだって、そこにいる人を
    さもいないかのように扱い、存在すら無視する非情な行為を数年もの間続けてきたのに
    ボソッと言った「私こそごめん」
    これだけでいいの?それで済むの?
    何か違う気がするし、この奥さんは
    「やった事は大して頭になく、やられた事は執念深く覚えている」
    自分がかわいいだけの人にも見える

    いじめっ子がやる、葬式ごっことほぼ変わらない残酷な事を続けたのに
    何故この人が【許す側の立場】なのか
    同性ながらも全く分からない

    • 8
  4. 評価:5.000 5.0

    職業漫画の中で

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    一番好きな作品です!
    (自衛隊好きていうのもありますがw)

    読んでて不思議だったのは
    最後までイッキと伊達さんは どこか掴めない人物像のままだったこと(狙い通り?)

    新海班長と来嶋に、あまりにも重い荷物(トラウマ級)背負わせ過ぎたキャラだったこと
    (新海班長は出しつくした印象なので、新章のR編では出さないのかも?)

    大満足なのですが、一つだけ言うとすれば
    吉永・来嶋・永山班長を、もっと掘り下げて欲しかった気も…
    石田は泣ける境遇だから耐えられませんがw


    これから入隊を考えている方も、社会で生きる私達も
    【本人が辞めるというまで、決して見捨てない それが自衛隊】(新海班長)
    【自衛官は言われた事を遂行するのも大事 しかし自ら考えない者は、この組織にはいらない】(立花区隊長)
    とても大事な言葉ですね、きっと。

    新海班長と伊達さんのファンとしては、R編で再び登場して欲しいけど
    新海班長は出たとしてもチラッと程度かな?
    けどレンジャー編で伊達さんが教官で登場する可能性もあるかも…と期待を込めて
    これからのイッキの自衛官人生を見ていきたいと思います。

    • 4
  5. 評価:4.000 4.0

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    最終話まで読んだ感想としては
    【やはり子供を放って話し込んでた
    全ての親が悪い】かな

    初見だと高見さんが諸悪の根源っぽく見えるものの
    やはりあの時、子供をちゃんと見ずに
    話に花を咲かせた事で
    雪田さん家の息子以外の三家族の子供が加害者になる行動?キッカケ?になっているし…
    (しかも雪田・高見家以外の
    ある意味被害者的な良識ある家族と認識をされている二家族の子供こそが
    実は大元の原因になっている事すら全く気づいていない)

    策略で人を貶めようとした高見さん家の母子の根性は腐っているものの
    DV被害者、虐待被害者、支配的かつ独善的な家長がいる家出身の人しか分からない
    何かトラブルやミスがあった時
    この世の終わりとばかりにパニックになり
    支配者にバレないように片付けたい
    自分が悪くない理由を探したい
    という、恐怖から逃れようとする本能的な姿勢は
    高見さん母子のせいではなく、この旦那に大いなる責任がある

    ただこの旦那もそういう親から育てられている被害者の可能性もあるから
    高見さん一家は、これから何代も同じように
    皆が皆、自分の非を認めない人格形成をしてしまうんだろうなと思った

    • 4
  6. 評価:5.000 5.0

    好みの作風じゃなかったけど…

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    無料漫画で試し読みしてみたものの
    絵柄があまり好みじゃないなと感じていましたが、読み進めると不思議な事に
    段々、様々なキャラクターが色気を増していく事に気付いて、そこからはじっくり読んでいます

    原作はシェイクスピアの戯曲なのですが、全く読んだことが無かったし
    薔薇戦争なんて、中学の世界史でチラッと聞いたくらいなので
    改めてwikiであらすじを読んでみました

    けどやっぱり
    「あぁ…予想通り、リチャードの王位は束の間で、全てを手にした瞬間破滅が始まってるんだ…」
    と悲しくなりましたが、それでも
    「誰かに強く愛された人」という解釈にしてくれた作者さんのおかげで
    リチャード三世は、作品の中では
    短く強く美しく、生を全うできたかなと思いました

    個人的にはこの作品を
    【時と国を変えたベルサイユのばら】
    だなと感じていて
    リチャード→オスカル、ケイツビー→アンドレ、ヘンリー六世→フェルゼン
    バッキンガム→アラン、みたいな印象かなと…

    ケイツビー、バッキンガム、ヘンリー六世
    それぞれが、それぞれのやり方で
    全力でリチャードを守り愛していくし
    それぞれの愛は、紛れもなく純愛で
    読み手からすると
    【沢山の悲しみと沢山の愛を知った人】
    であり、そこまで愛されたリチャードは
    意外にも幸せ者だったのではないかな?とも
    少し羨ましくもあります

    とにかく良い作品です

    • 3
  7. 評価:2.000 2.0

    いや、確かに

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    お店ごとの、寿司の全体像を詳しく描いてくださるし
    店ごとの拘りも知れて、寿司漫画としては大変楽しく読ませていただきました

    でもくらげバンチで、リアルタイムで読んでいて途中 自然脱落したんですけど
    何故脱落したのかが、最終話を読んで分かりました

    多分【余計に敷居が高い印象】になっているんだと思います

    主人公の藍子さんがあくまで
    【カウンター寿司に目覚めた初心者】
    このテイで一貫して進めていれば、読者も同じ感覚で読めるのですが
    最終話だけ取っても、食べるごとに

    「これ、美人な味だ~」
    「キラキラしたお品でした!」

    …カウンター寿司を始めて1年2年の
    新人が出せる感想じゃないんですよね…
    多分ここで萎えたのかな?と感じました

    その辺りの、ちょっと懲りすぎたプロっぽい言い回し
    更には店主とのやり取りが、明らかに素人離れしていたり
    藍子さんの感想に対して店主が
    「よく分かりましたね、ご名答!」
    的な返しがチラホラ窺えます

    これを読み続けいると、ごく一部の読者は
    「え…初心者でもある程度分かってないと、難しいジャンルなのかな…」
    と、身構えてしまうかも…とも

    こういった言い回しは、寿司マスター化している子安さんの仕事であって
    あくまで初心者の藍子さんは、寿司や酒に
    素直な目線の感想を入れていたほうが
    作品として成功した気が…

    もしかしたらこれは、原作者さんと作者さんの食べ歩きのテイにしていたら
    長寿化したのかも?という気がして、少しだけ残念です

    • 6
  8. 評価:5.000 5.0

    最近戦争時代を描いた漫画ばかり読んでます
    戦況や主役の戦争時の生き様を描いた漫画は多くあるけど
    【特に勇敢ではない普通の青年】
    が、毎日毎日死の恐怖に怯えながら必死に生きる様を見ると
    正直あり得なすぎて目眩がします

    こんな思いをしながら毎日を生きた若い少年や青年が実際に多数いて
    未だに遺骨すら発見されていない人もいるなんて、言葉もない…

    人は必ず、何かしらの特技や才能
    或いは長所を持ってこの世に生まれてくると思っていますが
    戦時中に、その多くの才能や長所を持った
    未来あるべき人達が
    どれほど散っていったのかと思うとやるせない

    戦争体験を見聞きした、今を生きる人達が
    繰り返さないように生きなければならないと思わせる作品です

    • 2
  9. 評価:4.000 4.0

    23話まで読みました

    まだ先は読み進めていないのですが
    失われた夫を想い、一人床で泣くマイクの姿はあまりに切ないし
    これが男女で、子宝に縁があれば忘れ形見という大事な存在も持てた

    けど同性愛の方には、二人の血を分けた子が産まれる事は叶わない

    だからこそ全力で互いを愛しながらも
    それぞれが寄り添いながらも
    それぞれの足で立ち、生きていくのかなとも感じました

    このまま引き続き読み進めていきたい作品です

    • 3
  10. 評価:5.000 5.0

    久々に良い漫画を読んだ

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    ↑タイトルの通り、漫画を読んで
    「いや~すごく良い漫画だった」と、素直に思った作品

    (以下、かなりのネタバレあり)


    自分の環境や家族に恵まれていない
    主婦の睦美と小学生の幸希
    偶然の事故から、全く他人であるお互いの身体が入れ替わり
    互いの家庭の中で生きながら、二人で協力し
    何とかもがき、助け合い成長して、現状を見事に切り開いていくストーリー

    睦美さんの、ちょっとおせっかいながらしっかりした部分と
    幸希ちゃんの素直な性格が見事にマッチして
    互いの環境が、どんどん変わっていく流れは自然だし(わざとらしくないという意味)
    作品中で存在感の大きい、性根の腐った敵は
    (幸希ちゃんの親父や福田先生)
    改心する事なく、しっかり天罰が下るし
    睦美さんの息子と幸希ちゃんが
    「睦美さんとして」接した事で
    後の親子関係に良い影響も及ぼし
    【全てがキチンと実る】良い伏線の回収の仕方もしている

    お互いが入れ替わった必要が、十分あり
    もし入れ替わっていなかったら、二人は死ぬまで不幸だったかも知れない

    とにもかくにも大絶賛していますが
    本当に久々に面白くて、後味が良くて、自然な形の幸せに導いた
    作者さんの手腕に拍手です

    テレビ局か映画製作の原作を探している業界人~
    ここに良い作品がありますよ

    • 1
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