【ネタバレあり】解決はしませんのレビューと感想（11ページ目）

興味深い

パニック障害がどんなものか判らず読み進めていました。
色々と認知の歪みがあるのが分かりやすく描かれていて、とても興味深かったです。
個人的には主人公ほか、全ての人に共感できる部分がありません。
理想と現実が剥離して壊れていっている様を見て(ドキュメントではなく多分フィクションなので壊れると表現します)、結末も主人公の理想なのか現実なのかが判らなくなりました。
果たして本当に描かれた通りの結末なのかな？
というか最後まで読むと、始まりからもう繭子の妄想なのかも…と思えてくる。

読む人を選ぶ作品だと思います。私は、試し読みで飛ばして読んでみたけど、続きを読みたいとも思いませんでした。
表紙の画は損してますね。インパクト確かに残るけど、中の絵のほうがマシな感じです

恐ろしくなった

これがパニック障害。
城下さんの苦しみ方がリアルで、こっちまで苦しくなった。
妄想や異常な依存がここまでになるとかなり重度だと思うけど、病気というのは本当に気の毒

表紙の絵がこわい

人の内面や本音を描くのが上手な人漫画家さんだと思います。パニック発作についてリアルに書かれていて驚きました。

仕事ができる不器用な人

仕事ができるけど不器用な女性、周りを信用しない女性が主役のようです。でも、そういう女性を合わせに思ってるよあなた漫画ですあまり読み進むたいと思いませんでした。

パニック障害が私の回りに何人か居るせいか、無料分でわかってしまいました。
いまだ理解されない病気ですよね
私の回りの一人が主人公と同じ感じの人でした。
読んでるうちに思い出してしまうくらい似てましたね。
今では克服して幸せになってます。
一人でも多く認知されるといいなと思いながら読んでました。

結構リアルですね

内田春菊さんの漫画を始めて読みます。
パニック障害は知っていましたが絵にするとよく分かりますね。
主人公は、誰も信じず頼らずその結果一人ぼっち。現実はこう人って以外と多いのかも。

作者が好きで

読みました。
サバサバとはまた違う、個人的には媚びない女性は好きです。この主人公の育った環境や元恋人？ずっと付き合わないといけないであろう症状との向き合い方。レビューは色々ですがもう少し読み進めてみます。

一気に全て読み切りました。
元々好きな作家さんだったので、面白かったには面白かったけど、終わり方に少しモヤモヤが残りました。
今まで自分がしてきた事、それが返ってきて自業自得といえばそうだけど、でも全て自業自得とはいえないな、と。
両親との関係、今まで見てきた母親の姿、少しの期待を持ってすがった両親の昔と変わらない関係、それが原因かもしれない病気。
同情の気持ちも湧きました。
妊娠が嘘だとわかったあとでも、結婚相手がそれも受け入れて幸せになってたらいいな、と思いました。

タイトルどおりの後味のわるさだけれど、なんだか止まらずに読みきってしまいました。
まったく共感できない主人公と容赦ない現実がたたみかけられて最後にぷつんと終わるところは、
日本の女版エドワード・ゴーリーのように感じました。