痛みと優しさと
誠は子供のころ、小さくて可愛くて、ケンカが弱いのに折れないから、よくいじめられていた。あつは、誠の芯のつよいところを面白いなと言って、野球をやろうと誘う。その時から。誠はいじめられなくなり、あつのことが特別に好きになった。
大学でもいじめの標的になってしまう誠。しかもそのいじめは、あつに性的なことを誠にさせるというもので、気持ちを知られたくない誠は、辛くて泣いてしまう。誠は痛みさえ、あつが相手だと嬉しくて、そんな依存している自分はどうしようもないと思って。
あつにとって誠は近くにいすぎて、大切さが見えなかった相手。でも誠が女の子にもてることに気づいて嫉妬して。そしてキス。
あつは、これからは誠を甘やかしてあげるよね。誠の切なさの分だけ、2人はラブラブになってほしい。
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