1.0
久々に後悔…
1〜3話の「妄想デブス女」のみ購入し読みました。
広告に釣られてついこの手の漫画を買ってしまうのですが、これは久々に買って後悔しました。
最近はこういった俗に言う「イタイ女を嘲笑う」系の作品でも、キャラクターの背景がある程度ちゃんとしていたり、話も起承転結メリハリがあり楽しめるものが多いですが、これはそれらが無く、はっきり言ってつまらないです。
主人公は「デブス女」のイタさを説明するだけのお人形で、全く共感出来ない。
話の内容も「ユリが調子に乗る、徐々に落ち込み出す、相談役の私が八つ当たり被害受ける、ちなみに主人公の私は今とても幸せなのだという説明、ユリが調子に乗る」の繰り返し。
それに、いくら創作とはいえ、リアリティがなさすぎで冷めます。
ユリがバイト先で悪態をついて嫌われているとまるで見てきたかのように語ったり、精神科の先生が赤の他人に患者の情報を開示したり…
もしやデブス女ユリの存在は主人公の妄想なのでは?妄想女は主人公なのでは?などと、あらぬ深読みまでしてしまうような違和感。
そしてオチは「あたしはその後は知りませーん」で投げっぱなし。
久々にこんな酷い物語を見ました。他の作品を買う事をおすすめします。
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