【ネタバレあり】神さまの怨結びのレビューと感想

最後まで読んで

少し大人向けの漫画で話が複雑で…途中挫折しかけましたが、完結したので一気読み。
最後までよんだら感想は、なかなかに秀逸で面白い作品だな、と思いました。途中までの人が評価が低いのは少し残念。。
ラスト、叶ちゃんの未来だけが心配でしたが、そこも見事なまでの決着のしかたで、読み終わったあとは爽快でしたね。少し含みをもっていた感はあって、ちょっと気になりましたが。
誰もがもっている負の感情…行き着くところまで行くと、こんなことになるよねやっぱり、って思い知らされました。そしてそこからの縁の結び直し…本当の神様のお仕事って感じで、なんかスッとしました。
もやもやしてる人は最後まで読んでみてほしいですね。

「怨結び被害者の会」というのが話の途中で出てくるけど、別に呪いを使うことを強制していないし、クビツリは使わせまいとしていた事もあるし、何かちょっと納得いかないな。
最後に使うと決めたのは本人なのに。
使わなかった人もいるし。
そしてあの男の子は何者なんだろう？

なんだか切ないな

なにかを代償に人を消す。都合のいいように思えるこの能力も、使う奴らが上手く使えずも結果的に見てて切なくなるような代償に、絶望的な未来が待っている。救われないなぁ

絵がめちゃくちゃ綺麗です。
ただ、この作品は内容がちょっと微妙かなぁ。
他の作品に惚れて、
作者さん買いしようと来ましたが、
ちょっと残念でした。