4.0
白黒の世界
桜田のキャラクターがすごくいい。話も性的な内容が多いのに、性的なものを感じさせない、白黒の絵の世界が絶妙。飢えや死が身近に見えてるわけじゃないけど、どうしようもない絶望、でもなんだかおかしい世界、私達が生きる戦場。
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桜田のキャラクターがすごくいい。話も性的な内容が多いのに、性的なものを感じさせない、白黒の絵の世界が絶妙。飢えや死が身近に見えてるわけじゃないけど、どうしようもない絶望、でもなんだかおかしい世界、私達が生きる戦場。
懐かしいです。
岡崎京子が電子書籍で読めるなんて。たぶん昭和世代には、とてもカリスマな存在だったし、今でも新鮮です。
何年たっても色あせない
岡崎京子先生の作品
おしゃれで、刺激的で、ぶっ飛んでる
少しエッチで
本当だいすき
表題作もいいけど、最初の「うまくいってる?」もかなり良い。
こう言う働く普通(ではないのかな?)の女の子の話をもっと描いて欲しかったなー。
本当に普通に普通に幸せに育ってきた人には岡崎作品は分からないと思うし、人が持つ残酷さを全く理解できないし絵が汚いから嫌いと感じるんだと思う。
幸せな事です。
絵はかなり好き嫌いが分かれると思うし、そもそもめちゃコミのターゲット世代には伝わらない作品感かな?と思うけど。
まさに岡崎ワールドですね。何とも言えないやり場のない虚しい読後感を味わうことができます。絵の描写がとにかく好き。
メンヘラでブラコンな主人公と夜逃げしてきた弱っちい男子。決して交わらない平行線なふたりの微妙な関係がもどかしいお話。今も古さを感じないおしゃれな世界観は若い人にも読んでほしいです。