1.0
身体はって復讐する価値ある奴ら?
「姉ちゃんの復讐なら、男が一番罰を受けるべきでしょ」と思って読んできたけど、…なんか、そんな価値ある男に思えないから、読むの苦痛になってきた。
エリート設定らしいんだけど、小物臭ハンパない「姉ちゃんのカレシ」。
相手の行動パターンも予測できない、リスク管理できない、理性的でない、保身すらできない…むしろ本能と己の感情にしか従わないサル男…こんな男のどこに「仕事ができる」要素を見出だせと?
「小物臭い男」と「社会的抹殺」の釣り合いがとれてない。逆に憐れみが沸いたという、なんとも後味悪い読後感。
しかも登場人物がみんな一貫して自分のことしか考えてないのが気持ち悪い。復讐する側と復讐される側、どっちもどっちでどうでもよくなった。
ということで、多分次巻からは買わない。残念だ。
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