大好きな君よ
『睡蓮』を初めて読んだ時、社会人になったばかりで。昔からずっと付かず離れずの距離感で、お互い特別に思ってた彼と、決定的に道が別れる時が訪れて。主人公に重ねて泣いて、頑張ろって思ったな。若かったな。でも今読んでも心が温かくなるな。
by
匿名希望
- 1
『睡蓮』を初めて読んだ時、社会人になったばかりで。昔からずっと付かず離れずの距離感で、お互い特別に思ってた彼と、決定的に道が別れる時が訪れて。主人公に重ねて泣いて、頑張ろって思ったな。若かったな。でも今読んでも心が温かくなるな。
「百合と芍薬」が特に好きです。大好きな人の幸せを願って、自分の言いたいことは巧妙に隠したあのスピーチ。気持ちを知っているのは好きな人の夫だけ、というシチュエーションもまた切ない。切なさは谷川先生の真骨頂だと思います。
話コメントがありません
5.0