4.0
生きるって
物悲しいですね。
歳を取るとさらに。
若いうちは目の前のことで必死で、生きるって思わず日々を過ごしてるけど、病気になったり、歳を取ると生きるを意識して毎日生きていかないといけない。
死を意識して生きていく。
でも、素敵な死後があれば死ぬことも、死を恐れて生きることもなくなるかも。
桜人が居ると、素敵な生前、死後になるのではないかと、華奢な線で描かれる絵と共にそう思います。
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物悲しいですね。
歳を取るとさらに。
若いうちは目の前のことで必死で、生きるって思わず日々を過ごしてるけど、病気になったり、歳を取ると生きるを意識して毎日生きていかないといけない。
死を意識して生きていく。
でも、素敵な死後があれば死ぬことも、死を恐れて生きることもなくなるかも。
桜人が居ると、素敵な生前、死後になるのではないかと、華奢な線で描かれる絵と共にそう思います。
かんかん橋の作者さんが書いているということで読ませていただきました。
ほぼ一話完結ですし、全ストーリーもちょうどいいくらい。
主人公も儚げな青年。趣も違います。その人の人生の最後を見届け、その方がどんな気持ちで天国に行ったか残された家族はどんな思いで亡くなられた方を見ているのか?奥深いです。
余命があまりない人が持つそれぞれの思いなどがえがかれている良いさくひんだと思います。副葬品を作るお仕事で人の心の中が見える…ある意味残酷かも?
まだ無料試し読みしか読んでいませんが、最期に向けて考えさせられる作品なのでしょう。幸せな最期が迎えられますように。
なお話。主人公の不思議な力はの意味は、わからないけど、亡くなっていく人への、素敵なお話でした。こんな最後を迎えたい
人間の衰えを現実視する難しさを感じた。誰にでもおとずれる老いと介護。自分なら冷静に出来る自信ない。プロに任せたい。
なかなかテーマになりにくい話だと思うけれど、読み進めていくと、ハッとするような展開になっていく。面白い。
副葬品を作るお仕事。そういうのがあるなんて知らなかった。でも、今どきといえば今どきだ。シキミさんみたいに、その人の心の奥底に封じ込めている思いを解ってもらえて、形にしてもらえれば本望だな。
この作者の描く世界は、不思議な感覚があって素敵だなと思う。表に見える事柄を別の角度から描くことで見える世界をしっかり書いている。
難を言えば、主人公が時々女性に見える男性を描くのがあまりうまくないようです。
この作者の作品は、独特の世界観があって好きです。
今までは非現実的な話が多かったですが、今回はよくありそうな始まり。
続きが楽しみ。