4.0
深い
序盤は、主人公がイジメられていたりと、重い内容っぽく感じ、読むのは辞めようかと思っていましたが、評価が高いのでひとまず読破。後半から、話も繋がり、面白いお話でした。お薦めです。
- 0
序盤は、主人公がイジメられていたりと、重い内容っぽく感じ、読むのは辞めようかと思っていましたが、評価が高いのでひとまず読破。後半から、話も繋がり、面白いお話でした。お薦めです。
血はつながってないけど、温かい家庭って素敵☆そういう環境で育ったから、ヒロインはいいこなんだな。絵がかなりギャグっぽいけど、ストーリーはいいです。
炎子の素直で真っ直ぐで、前向きな姿勢がとても好感が持てます。そこに樹君も救われたんでしょうね。
本当は、重たいストーリーのはずですが、作者さんの力量で、コメディ挟みつつ、テンポ良く読めてしまいます。面白いです!
主人公が出会ったのは、双子の妹のふりをしている男の子。よくある話は逆で、母親が、息子を溺愛するあまり、息子になりすます妹、なんじゃないかな。夫が愛人がいて、政略結婚で、っていって男嫌いになるかな。そこがちょっと不思議。それでも樹は炎子に会って、救われたんだね、きっと。炎子が美人じゃないのもいいし。樹が仮面の貴公子になる、というのは受け入れられないけど、男であることを確認するためには必要な演出なのかな。
何にしろ、全体的におもしろかったです。
姉の代わりに女装するって、事故が起きた時には姉はいなくて弟の方が生きてたのね!
でもお母さんが娘の方を愛してしまったから姉に偽って生活するって辛い!
主人公のあまりにもポジティブなのが はじめはイライラしたけど、
後半 面白かった。
長さ的にも 購入しやすかった。
途中までは「みちゅこのが面白いのになんでこっちのが評価高いのかなー」と思ってましたけど、最後まで読んだら、確かにこれ面白い。笑える部分もちゃんとあるし、でもなにより主人公の人間性にとても惹かれます。ラストはうるっと来ちゃいました。心が洗われました。
養子だけど、両親や兄弟に
囲まれ愛情いっぱいに育てられた主人公の炎子。
炎子が編入したお嬢様学校で出会った美人な篁沙羅。
でも沙羅の正体は、事故で死んだと言われてた双子の兄の樹で…。
樹が沙羅に変装してた理由が切なくて可哀想で。
最後は、いい終わり方で良かったです。
本当の両親ではないけれど、あたたかくて優しい育ての親とたくさんの兄弟に囲まれて愛情いっぱいに育てられた炎子と、男の子というだけで母親に疎まれ、双子の女の子と差別されながら愛情を知らずに育った樹。
正反対の環境で育った二人が出会い、樹が炎子に徐々に心を開いていく過程がよかったです。
母親の愛を受けるため、男であることを捨て、樹であることを捨てて生きている樹が不憫でなりませんでした。
最後は樹がとても幸せに暮らしている様子が描かれていて、母親との関係も修復中のようで安心できました。
作者買いです。以前読んでとても気に入った「結婚できないにはワケがある」よりはギャグ要素少ないですが、こちらも主人公の女の子が明るく優しく前向きで好感が持てる点は同じでした!
まだ途中までしか読んでませんが、篁さんと炎子がどうなっていくのか、前向きな気持ちで期待できます!