5.0
紙一重
子供が虐待で亡くなるつらいニュースを見るたびに、人間のやることじゃない!と憤りを感じます。でも‥自分が子育てしていて、自分の時間がとれずイライラしたり。そんな自分にハッとすることがあります。
これから何があっても、子供にイライラをぶつけないでいられるか‥?
どの家庭にも潜んでいる脆さが描かれていると思いました。
児相の業務は事件を未然に防ぐことを当然とばかりに言われますが、日本の児相には海外ほどの強制力はないのが現状です。
ストーリーにもありましたが、職員さんが一生懸命やるほどにストーカーや迷惑扱いされて終わるのが現状です。
この本がもっともっと人の目にとまり、社会全体が虐待を防ぐことに意識を向けてほしいです。
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