5.0
最後の方にかけて泣ける場面が何か所が有りました。ナナと薫が恋人同士になって欲しかったけど、先生が描きたかったのは薫自身が自分の欲を優先するよりも心が成長して相手への気持ちの尊重するように変化した所だったのかなと。そういう意味ではナナと結婚した南条君は最初っから最後までナナの気持ちを尊重していたので結ばれて良かった相手だったのではと思います。でも薫は昔からずっとナナ一筋で、ナナの為に登校拒否をしてまでもナナと恋人になる計画を立てていて・・最後はナナを開放してあげるために好きでも無い婚約者との結婚を選びナナと自分との幸せを諦め、ナナ自身の幸せを考えた。ここが一番泣けます。ただ救いなのが薫の婚約者が薫の事を前から気にっていていい人そうな女性だったので良かったなと思います。幸せの選択は一つだけでは無いと思います。
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