お父さん、チビがいなくなりました

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あらすじ
3人の子供が巣立ち、人生の晩年を夫婦二人で過ごす、菜穂子(37歳)の両親。平穏な暮らしを送っているかと思いきや、突然、母が離婚を考えていると言い出した。そんなとき、飼い猫のチビが姿を消して・・・!?
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みんなのレビュー
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5.0
by 匿名希望10人の方が「参考になった」と投票しています。
じんわりと胸が痛い
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「娚の一生」「姉の結婚」で西先生の作品にハマって購入しました。
西先生の作品は割と定期的に読み返してしまうのですが、同作品もそうなりそうな予感がしています。
老夫婦の不器用な愛情とすれ違いにじわじわと涙が…若い男女ではこうはいかないだろうという切なさで、胸が痛くなりました。なんとなく結末は見えているのに、それでも魅せられるのは流石ベテランの漫画家さんと言う他ありません。
お父さんが不器用過ぎてそれが歯痒かったりもするのですが、それもまた愛おしいと思えてくるのだから不思議です。夫婦は合わせ鏡のように、相手次第でその人の見え方が変わるものなんだなぁと思いました。夫婦関係って奥が深いです。こういう凸凹な夫婦が色々とありながらも、それでも互いに手を取り合って老いを重ねていく姿には、一周も二週も回った清らかさを感じます。 -
号泣してしまいました
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長年連れ添ってるのに、お互い素直になれず、こんなにもすれ違ってしまうのか…と考えさせられました。
主婦は、旦那さんがいない間に起きた小さな出来事を、仕事から帰ってきた旦那さんに、少しでもいいから聞いてもらいたいものなんですよね。
奥さん目線で読み進めていたけれど、無口でもちゃんと奥さんを大事に想ってる旦那さんの描写がところどころ描かれることで、もどかしさと切なさと愛しさ、色んな感情が混ざって涙が溢れてきました。 -
泣けました
泣けました。
レビュー評価が良かったのでもう少しもう少しと思いながら一気読みしました。
長年連れ添って空気みたいな存在になっても気持ちや感謝を伝える事は大切ですね。
所々に出てくる若い頃の二人のエピソードもキュンキュンしました。今の時代にはない恥じらいや控えめな気持ちの表現もよかったです。
旦那にムカついた時にまた読み返して出会った頃の気持ちを思い出したいと思います。 -
年配者に対しての観察眼がすごい
『ちはるさんの娘』を読んで
この作品にたどり着きました。
作者の、年配者に対しての観察眼に
脱帽です。
かわいらしい絵柄で、
ふんわりまとめながらも、
哀愁、悲哀、孤独、その他
イキイキとした感情のやりとり
が表現されています。
女性のマンガ家で、
年配者をあまりうまく描いている
方は少ないという印象だったので、
少し驚いています。
ファンになりました。 -
待ってました!これを読みたく別サイト様に登録していましたが、こちらにも登場したの嬉しいです。素晴らしいお話です。特にお父さんのお母さんに対しての気持ちに、泣きました。
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