5.0
むねがくるしい。
理屈抜きで誰かを好きになる、与ちゃんと諏訪内さんが惹か合うどうしようもない情熱と、諏訪内さんと(おそらく)奥さんや(おそらく)子どもたちが時間をかけて育んだ静かな愛情や信頼と、どちらも知っているからこそ、その狭間で心が押し潰されて、読んでいて胸が苦しくなります。
自分だったらどうするだろう。つい考えてしまいます。
どんな結末を迎えるのか、あれこれ想像してしまいます。
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理屈抜きで誰かを好きになる、与ちゃんと諏訪内さんが惹か合うどうしようもない情熱と、諏訪内さんと(おそらく)奥さんや(おそらく)子どもたちが時間をかけて育んだ静かな愛情や信頼と、どちらも知っているからこそ、その狭間で心が押し潰されて、読んでいて胸が苦しくなります。
自分だったらどうするだろう。つい考えてしまいます。
どんな結末を迎えるのか、あれこれ想像してしまいます。
すごーく純粋な気持ちになりました。好きってこんなに深いんですね。主人公の過去が具体的でないところも、またいいと思ったし、不倫だ、浮気だと不貞なストーリーが多い中で、一緒にいること、結婚することについて、私は考えさせられました。
死ぬまで一緒にいたいと思える相手に出会えている主人公の幸せがずっと続くといいなと心から思います。
あ、これでいいんだなぁって肯定してくれているようなお話ばかりで昔から好きでした。
胸の奥がチクンとして涙がホロリと流れるお話ばかりで素敵です。
好きになった後に結婚してるなんて言われたってもう戻れないよ。でも、結婚してるって言われた後に関係を持っちゃったのはもうダメ押し。わかってるんだよな~だめなことくらい。でも好きじゃなくなるなんてできない。一瞬我慢してものすごい苦味を飲み込むまで待つことが出来たら、その後すっごい幸せになれるかもしれないのに。でもそれができずにチクチクした小さな胸の痛みを抱えながら続けてしまうんだよね。
少女漫画の恋愛は大体がうまくいくけど、この作品は妙なリアルさもあって胸をつかまれるような感覚があります。最後の作品はまだ続いていますが、いろいろとダメなのにこんな男の人がいたら恋をせずにはいられないだろうなと思うぐらい魅力的です。