5.0
人と人のコミュニケーション
をテーマとして描いていて、とても共感できる物語。聴覚障害をどう捉えるのかは人それぞれかと思うけれど、このストーリーの主人公達にとっては、「違う言語を話す人」とどう気持ちを、心を通わせるか、というあくまでも障害というマイナスな要素ではなく、人として違う個性を持つ人どうしが
、相手を尊重しながら関係を深めていくというポジティブな捉え方で描かれていて、興味深い。逸くんのような包容力、人間力を持つ人物はある意味現代の理想の王子様的存在?メインの人々はみな、基本良い人しか出て来ない(笑)のでストレスなく読める。物語の確信にはまだ触れていないような気もするので、続きが気になる展開です。
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