4.0
まさかの内容
もんでんあきこさんは好きだけど、このタイトルと表紙から内容が想像できず、食わず嫌いで読んでいなかった。
試し読みだけしてみようとしたら、なんと!表紙の男性はまさかの高校教師でしかもワイルドで熱くピュアな先生・・・
社会問題もしっかりと浮き彫りにしつつ、マンガとしても楽しく、キャラクターも魅力的。
さすがさすがのもんでんあきこさん作品だった。
読んでみてよかった~。
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レビュアーランキング 87942位 ?
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もんでんあきこさんは好きだけど、このタイトルと表紙から内容が想像できず、食わず嫌いで読んでいなかった。
試し読みだけしてみようとしたら、なんと!表紙の男性はまさかの高校教師でしかもワイルドで熱くピュアな先生・・・
社会問題もしっかりと浮き彫りにしつつ、マンガとしても楽しく、キャラクターも魅力的。
さすがさすがのもんでんあきこさん作品だった。
読んでみてよかった~。
発達障害・・・的な行動が気になる夫、娘、そして自分。
いわゆるグレーゾーンだろうと感じることがよくあります。
その度にネット情報を読み漁り、あれこれ考えて眠れぬ夜を過ごします。
ここに出てくるエピソードの一端に、心当たりがあるわ、てことがいくつもありました。
ただ、完全に当てはまるわけではなく、あくまでも「・・・的な」感じなので、もし検査を受けたとしても診断は下らないグレーゾーンだと思います。とはいえ日常生活で困ることも多いんですよね。
そんな困った気持ちをスッと和らげてくれるような漫画です。
サヤマ先生たちが患者さんにかける言葉や態度に救われる思いがしました。
診察してもらって安心して帰って行く子供やその親たちと一緒に自分の心もスッと落ち着きました。
診察室に行ってお話を聞いてもらったような気分になりました。
一緒に読んでいた娘が、存在する意義のある漫画だね、とつぶやいていました。
(学校に行けない子供、まで読んだ感想です)
子育ての日常を描いた漫画かと思いきや、そこにとどまらず、
家族って?愛って?世間体って?
とか、いろんなことを問いかけてきますね。
りんちゃんは、いわゆる常識とか、普通とかにとらわれず、自分の中の物差しだけを信じて行動できる子。
ダイキチも、実はそうですよね。
その二人が、読者の予想を裏切る行動をどんどんとるから、ストーリーが面白い。
いたずらに世間の常識から外れることが目的じゃなくて、結果として世間の常識に合わないことがあるかもしれないけど負けない、ていうスタンスが好きです。
作者さんは、どんな意図をもってこのストーリー展開と結末を考えたのかな。じっくり話を聞いてみたい気分です。
社会の矛盾とか、みんながしばられてる変な常識とかも上手にあぶり出していて、読めば読むほど深いなあと思いました。
驚きの結末は、賛否がわかれるところですよね。私は100%共感はしないけど、それもアリなのかな、という感想でした。
いずれにせよ読み終わってからも考えちゃって心に残る結末です。
考えているうちに、最後の二人の決断って、世間体とか普通であるべきという暗黙のプレッシャーを飛び越えて自分の価値観で生きる!ていうことの象徴なのかなあ、なんて思えてきました。
読む人によって、感じることもちがいそうだな。
いやあ、深いですね。
ピースオブケイクが気に入ったので、作者さんを検索して見つけました。
タイトルと表紙の絵から、高校生のダンスにかける青春の話かと思った。
はやりのダンスの。よくある青春ものかと。ああこれは読まなくていいかなと思いつつ、無料だったので読んでみました。
いやいやいや、恐れ入りました。奥深い。
設定、心の葛藤、「トモダチ」関係・・・さすがだなあ。
読んでいて、ムズムズします。
ああ、歯がゆい。じれったい。でも、あの時代、そうだったなあとか。
とにかく、すごい。
無料枠が終わっても、課金して読むつもりです。
ますます作者さんのファンになりました。
よく見ると、YASHA NEXT GENERATION とタイトルの下に書いてあるが、読み始めてから夜叉の続編だと気づいた。夜叉を読み終えてから読んで良かった~。
私はこの作品が好き。根底に流れる母性的な愛とか、南国の神秘的な生命力とかが、重すぎずいい感じに響いてくる。
夜叉で置きっぱなしにされていた伏線もきれいに回収されて、すっきり。
どど~んと重いものが残ってしまった夜叉の読後感をあったかく包み込むようなエンディングが心にしみた。
飲み終わってからもう一杯飲みたくなる、おいしいお酒みたいな漫画です。
甘すぎず、ほどよく苦く、ほろりと余韻が残ります。
18話を読み終えたところですが、絵も登場人物も好きで、些細な描写も好みで、すごく気に入ってます。
淡々としているようで、心に刺さる引っ掛かりもあり、もっと読みたい!と思わせる魅力があるんです。第1話を読み終えたときに、まだページを閉じたくなくて、もう1度読み返したのですが、その後もずっと、各話を2度ずつ読んで楽しんでいます。
主人公さんたち、あまり気にくわないです。
言動に共感できない。
だけど、なんだろう。
独特な絵の感じとか、主人公が黙ってしまう時の表情とか、何かが引っかかって、続きを読んでしまう。
そしたらポツポツと、いいやん、と思うシーンがあって。で、先が気になってしまう。
不思議な世界です。
あと、設定がちょっと妄想的なんじゃないかなと思うんですよね。
現実はそんなに漫画みたいにいかないでしょう、と。漫画なんだから、それでいいんだけど、そう思ってしまう。ということは、結構なリアリティを持って気持ちの中に入って来てるということかな。
共感できない世界だから認めるのはちょっと悔しいんだけど…面白いですね。
☆☆☆か、☆☆☆☆か、迷うところ。3.7つけたいです。
映画から入りました。すごく気に入って、食い入るようにエンドロールを読んでいたら、なんと!吉田秋生さんの原作。
バナナフィッシュしか知らなかった私は驚きました。
映画に出てきたお家の雰囲気がめちゃくちゃ気に入っていたので、原作はどんな感じなのかと読み始めました。
お家は、期待以上に素敵に描かれていました。
そこで静かに営まれる生活は、甘過ぎず、ほろ苦い、でもじんわりと温かい、嘘っぽくない家族の暮らし。
そして程よいハラハラもあり…
ありきたりな言葉で表現したくない世界観が広がっていました。
日本人でよかったなあ、と久しぶりに思いました。もう無くなりかけている日本の暮らしの美しさや、めんどくさいけど捨てきれない価値観なんかが、美化せずにきちんと描かれています。
まだ途中ですが、大事に少しずつ読み進めたいと思います。
クールだけど熱い、主人公が魅力的でまず引き込まれます。やはりお話の展開の面白さは秀逸。
設定がしっかりしていて、ちょうどいい現実感があり、スリリングな筋書きが引き立ちます。
ウイルスとか、遺伝子操作とか、すごく勉強されて描かれているんだろうなあ。
今、まさにコロナに振り回されている現実と重なる部分があって余計に面白く読ませてもらっています。
バナナフィッシュが好きな人はきっと気に入る作品だと思います。
高校生の頃、別マでいくえみ稜さんにキュンキュンさせてもらってた。あれから40年近く経って、このサイトでいくえみ稜さんに再会した。
我が子達よりも年下の高校生が主人公の少女マンガ、ちょっとだけ躊躇したけど、いくえみ稜さんだから読んでみた。
読んでみてよかった!もう、さすがです。
読む前の戸惑いは何処へやら。毎日無料連載を心待ちにしている自分に驚いている。なんなら1日に同じ話を2回読むことさえあるんだから。
主人公達のおしゃれでキュートなルックスと会話のセンス、お話の展開の面白さもさることながら、その表現力に唸りながらページをめくっている。
影や背景だけで、登場人物の気配さえ感じさせる絵!
行間が伝わるカット!
もうたまりません。
もちろん乙女心もしっかりチャージさせてもらえる極上の少女マンガだ。
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