2.0
設定が色々オカシイ。
母親に病弱と偽られ、生後間もなくより本邸の離れで父兄と会う事無く幽閉され過ごしていた幼女。食事も隙を見てメイドが与えてくれた物のみ。言葉も交わさないから舌たらずな喋り方。
この幼女に転生したのが、アラサーの小説家。しかも自分が仕事で書いてたラノベの中の一キャラに転生した、てのが前提の話。
ネグレクト母が男と駆け落ちし、何が原因かは不明だが魔力暴走した事で、メイドの"お嬢様を助けて下さい"発言によりやっと救出された幼女。父親は任せっきりで放置してた娘の現状、そして初めて見る瞳の色で不義の子だと確信。これからは娘を守っていくと心に誓う…。
娘に笑いかけられた…てまず幽閉されていた子に感情があるのが不自然。ろくに食べていなかった子が顔の肉付き良すぎるのと、会話が普通に出来てるのが不思議。舌たらずなとは言ってますが、普通の語尾で会話してる時もあり、あからさまな"でしゅ""ましゅ"がわざとらしくて変。設定ブレナイで欲しい。いくら転生アラサーが中身とはいえオカシイでしょ。会話や感情があるのは理解しますが、顔がふっくらし過ぎてるのよ……。
ベッドで療養してる時の食事シーンも、器を直接持たせてベッドの端に腰掛けながら食べてたり、スカートの上に直接パン置いて食べてたり、侯爵家とは!?みたいな。
快復してきたら書庫に連れて行き「読みたい本は?」「絵本」とか。幽閉されててそもそも教育??……読んでて吃驚しました。
作画も子供の等身オカシイ。人形じゃあるまいし。顔が可愛らしいのに……残念過ぎる。
色々突っ込み多すぎて、高評価過ぎない?と思ってしまう。父親と兄が揃ってメロメロになってるのも、描き方違ったら面白い設定だっただけに本当に残念です。多分ずっとこんな調子で溺愛ストーリーが続くなら課金しなくていいかな、と思いました。表紙が綺麗で残念だっただけに、辛口すみません。
- 5