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怪獣の造形は好き
アバンタイトル的に出てくる最初のエピソードのメインの人物、そんな前髪の自衛官おらんやろ!
とか、自衛官で仕事中に関西弁っぽい方言話すとかおかしいだろ!とか、中年以上の政治家の男女書き分けができてなかったりだとか、ほとんどどうでもいいような細かいところが気になって仕方なく、プロローグ途中で挫折…
怪獣の造形は好きだけど。
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アバンタイトル的に出てくる最初のエピソードのメインの人物、そんな前髪の自衛官おらんやろ!
とか、自衛官で仕事中に関西弁っぽい方言話すとかおかしいだろ!とか、中年以上の政治家の男女書き分けができてなかったりだとか、ほとんどどうでもいいような細かいところが気になって仕方なく、プロローグ途中で挫折…
怪獣の造形は好きだけど。
無理無理無理!と言いながら読んでしまうが、本当に一気に読むのは無理である。
そもそも冒頭、ゆっくりのどかに始まる田舎の生活、これがのどかに感じられれば感じられるほど、最初の凶行の恐ろしさとのギャップがすごいと思う。
隅から隅まで手描きっぽいのもネチネチ感を増していて気持ち悪い。
絵が端正でいい意味で平凡(わざとだと思う。この作者はいつも微妙に絵が違うので)な絵柄なのも怖い。
こんなに怖い漫画があるか?程度としてはあるのかもしれないが、この作品の怖さはなかなか稀有な重さだと思う。肩にずっしり何かがのしかかるような嫌な気持ちになる。
自己肯定感次第ではデブでブスでもキラキラになれる!みたいな話ではなく、マジで主人公にやられてしまった。かわいい。
しかも自己肯定感の押し付けではなく、微妙に自己完結しているというのが素晴らしい。
副社長とは釣りバカ日誌みたいになってもいいしうまく行ってもいいよね。
話は普通だが絵が上手いので途中までなんか気持ちよく読んでしまった。
主人公は六大学を出ているのにうっかりアッチの世界に行ってしまうわけだが、『サンクチュアリ』みたいな感じではなく、ヤクザとは違ってなあなあな感じでゆるーく進んでいく(絵面はゆるくない)のがさもありなんと思わされる。リアルはどうなのか知りようもないが…。
門脇だけめっちゃゴリラなので、もう少しゴリラ系を増やしてほしい。
非常に大切なことを説明せず、あまり重要でない部分を細かく描写してあるため、何も伝わってこない。
絵はあっさりしているのだが、台詞がくどくて読みにくい。「清廉な」とか話し言葉でそうそう使わないのでは?
新聞小説らしく、紆余曲曲曲曲折折折折という感じ。
ちょいちょい小さな盛り上がりがあるのだが、そのせいで大きく盛り上がるところのインパクトが薄くなってしまっている。
個人的には姑は結構好きだが、主人公の妹はお調子者で口が軽く気が利かないところが非常にイライラさせられた。
不如帰は唐突すぎた。
保護者として出てくる石野さんが好きすぎて、園のエピソードのときは毎回期待してしまう!
時として手強い保護者なのかもしれないけど、こっちが筋さえ通していれば頼りにはなるよなあ。
マトモな人物はその他大勢として描かれていて、フォーカスされる人々全員がどこか歪みがあるんだが、その中でも妻の察してちゃんぶり、被害者意識の強さが凄くて吐き気がしてくる。
普段の自分ならこの夫みたいな人物が最も苛つくが、妻のヤバさのため霞んで見える。
登場人物が増えると話が見えにくくなるので、あまり増やさず頑張ってほしい。
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