Mayayaさんの投稿一覧

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作品レビュー
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1 - 10件目/全252件

  1. 評価:5.000 5.0

    NEW
    「死」に携わる者こそ尊重されるべき

     またまた「職種・聖女」関連の、激オコ案件物語が始まりました。この手のお話の「聖女」って、絶対漢字の意味どおりの「聖女」じゃないよね?一人は早々に退場しちゃうし、一人はパッパラパーだし、一人はサイコパスだし、そしてヒロインは「聖女」にも関わらず、虐げられているしだし…。
     生きる者にとって、確かに「死」は恐ろしい。でも、どんな環境下に生まれたとしても、全ての命あるものにとって、平等に与えられたものが、二つ。その一つは「生まれ落ちること」。そして、もう一つは「死」。だからこそ「死」に対しては、真摯に向き合うべきなのに、国や地域、風習、思想によっては「忌むべきもの」とされているのは、とても残念な事実。それは、ヒロインミキアスの世界でも、同様だろうな…。「死」に関わる墓守聖女こそ、尊重されて然るべきなのにね。
     さて、聖女クリスティーナの死をきっかけに、必要に迫られて、契約結婚の道を選んだミキアスとヒーローリドル。冷たい関係のままかと思いきや、二人の距離を縮めるフラグがあちこちに…溺愛路線、整いつつあります。クリスティーナの死の真相究明と並行して、二人の距離感も、今後気になるところ。「聖なる石」の穢れを祓える「墓守」こそ、最強のエッセンシャルワーカー!という体で、ミキアスの逆襲を期待しています。

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

    NEW
    最強コンビ誕生!?ゆけゆけ、レイシー!

     賢く、美しく、度胸も人一倍、それが今作のヒロインレイシー。それ故に、妬まれ、警戒され、窮地に陥れられます。黒幕は、依頼者のヒーステイル伯爵?あるいは、その背後に他の誰かがいるのか…第一王子、婚約者令嬢、フィオーレ興信所のマダム…敵と味方が入り混じっての波乱の幕開けで、掴みはOK!ここからの謎解きと、レイシー&ハリッドによるざまぁ展開に、期待は高まる一方です。
     それにしても、フルカラーで良かったと思う作品は数あれど、この作品もその一つ。だって、ハリッドの美しき褐色のシックスパックを堪能するのなら、断然フルカラーでしょ。レイシー七変化を楽しめるのも、カラーならではの醍醐味。1話分にそれなりに課金するのだから、フルカラーの意味がある作品であってほしいと願うのは、自分だけでしょうか。
     レイシーとハリッドの関係は、まさに呉越同舟、単に「同じ船に乗った」というだけではなく、人生のパートナーとして困難に立ち向かっていく運命を示唆しているタイトルです。続きが気になるお話が、また一つ増えました…が、いくら課金させれば、気が済むのぢゃ?!💢いずれ早目に、大量無料開放してくださいます…よ…ね?

    • 4
  3. 評価:5.000 5.0

    NEW
    無料分よ、増えろ〜

     不義の罪を犯したのは、親たちなのに、なぜ子どもがそのツケを支払わなければならないのでしょう。カメリアもまた、大人の都合に振り回され、人生の方向性を変えられた主人公の一人と言えそうです。
     ただし、実の母親と引き離され、侯爵家の「次男」として生きることを強いられたカメリアは、不運で不幸だったのか…この点に関しては、判断が難しいところ…。なぜなら、あのまま貧民街にいたら、遠くない未来、かなりの確率で、彼女は母親ローズと同じ運命を辿ることになってたはず。どちらの生き方も、彼女の「人権」を無視したものではありますが、現代の基準に照らし合わせれば、衣食住+安全が保障されていたほうが、よかったような気がします。そして、例え偽りの関係であっても、イケメン公子たちと知り合えるきっかけになったのであれば、侯爵夫人の目論見も結果オーライ?!「カメリア」としての人生を取り戻そうと奮闘する彼女を、応援するしかありません。
     残念なのは、初回でかなりの話数を配信しているのに、無料配信分が雀の涙程度だということ。1話ずつ定期的に配信するのならまだしも、この話数を課金しようと思うと、ちょっと頭がクラクラします。続きが気になるこの物語の読者数を、更に開拓する意味でも、もう少し無料で読める話数を増やしてくださることを、切に願います。

    • 23
  4. 評価:5.000 5.0

    木野咲カズラ先生の画で、良かった…

     ヒロインとヒーロー同士の契約結婚から始まるお話は多々ありますし、そのうちの何%かは、ヒーローに恋人・愛人つきだったりします。その場合、ヒーローがヒロインとの「真実の愛」とやらに目覚めるまで、しばらくモヤッを感じるものですが、このお話はそれがほとんど…というか、多分全くない!!誰かこの状況を説明してください…。

     多分それは、作画の木野咲カズラ先生ののほほ〜ん、失礼、ほんわかした画風のおかげかと…。もちろん、ヒロインヴィオラが、夫サーシスのことを「同じ敷地内の別館に住む衣食住を保障してくれる人」程度にしか認識しておらず、恋愛感情にも疎いというシナリオ設定の力もあります。でも、他の作画先生のドラマチックな画やシリアスタッチの画だったら、このまったりした雰囲気は作り出せないはず。本来、超モヤモヤスタートであったはずのものを、(笑)たっぷりのあるあるコメディーにまで昇華させたのは、やっぱり木野咲先生の画によるところが大きいでしょう。サーシス様なんて、およそ浮気男に見えないもんね〜。
     それにしても、各エピソード毎に「誰かこの状況を説明してください」と言いたくなる状況が、ヴィオラを待ち受けているって、一体どういうことでしょう。タイトルに込められた並々ならぬ思いと、原作のパワーを感じます。どんな状況に陥っても、ポジティブ思考及びチェンジリングで、逞しく生きてきたヴィオラと、この年にして「真実の愛(笑)」に目覚めたサーシス様が、それぞれに変化していく様子、これからも楽しく追っていきたいと思います。

    • 1
  5. 評価:5.000 5.0

    まずは第一部終了…続きは?

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     ざっくり言うと、「小国ドラクリアの王女マリが、大国リンカの5人の王子を味方にするまで」のお話です。う〜ん、回帰もの+乙女ゲームの要素が入っている…結果的に、ユルい逆ハーって感じ?
     5人の王子も、これまた個性豊か。髪色も、性格も、能力も、もちろん顔つきも、頑張って頑張って、5人別々にしてあります。ここまで違うと、この5人、絶対同腹じゃないよね。それぞれ、推してほしかったのかもしれないけれど、この流れなら、第一王子のアレクサンダーが、マリ争奪戦?で一歩リードしているように思える、今のところ…。
     ただ、やんわり匂わせているところで、40話完結!?えっ、話としては、全然終わった感じがしない!
    確かに、5人の王子は攻略(味方につける)できた、ルートビアとの平和宣言も取り付けた、でも、平和宣言の有効期限は1年だし、ルイ問題も本当の意味では片付いていない、そして、何よりもマリ、貴女はいったい誰と結ばれるの〜?!恋愛・結婚だけが幸せの形ではないけれど、やっぱり、ここは誰かを完全攻略して、すっきりしてほしいかも…。
     ということで、自分的には、まず第一部終了、自分の能力に自信をもって向き合えるようになったマリが、より強く、賢く、逞しく活躍できる続編、第二部を、強く強く希望いたします。

    • 23
  6. 評価:5.000 5.0

    「悪気がない」の時代でわない!

     巷でこれだけパワハラ、セクハラが騒がれている時代だから、よもやよもやこんなハラスメント案件の会社が、存在していると思いたくはないけれど、いるよね〜、こんな人って感じの波乱の?スタートです。
    ・杏奈と愛美…友達の皮を被った何気にマウント&カースト女。オバアタリアンへの道を一直線!
    ・青木…言わずと知れた昭和テイストのセクハラおじさん。再教育の必要あり。
    ・高橋部長…波風を立てたくない、八方美人のことなかれ主義。「見てるだけ〜」で、部長かーい💢
     多分、この人たちみ〜んな「悪気がない」んだと思う。で、このくらいのツッコミは大丈夫?ウケる?が積み重なっての、誰か(例えば智子)への無意識の「悪意」が、各種ハラスメントの形をとって、存在しているんだろうな。そして、多くの場合、被害者は我慢を強いられ、加害者はその罪の重さに気付かない。
     だからこそ、はるのような人材が、必要とされる時代なのかもしれません。自分の価値観を一方的に押し付け、無理に相手をねじ伏せようとするなら、それは迷惑行為。でも、はるの場合は、自分の考えをただ伝えているだけで、相手の同意を求めているわけではなく、まさに「各位、私のことはお構いなく」状態。その潔さが清々しい。
     現在の「はる」になるまで、彼女がどんな人生を歩んできたのか、とても興味があります。でも、どこの世界にも彼女みたいな立ち位置の、揺るがない方、いらっしゃいますよね。「自分」をもって歳を重ねた女性の人間力とかっこよさ、これから楽しんでいきたいと思います。

    • 1
  7. 評価:5.000 5.0

    フルカラーで山崎の男前度up⤴️

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     ついにこの作品も、フルカラーになりましたかー。正直、悪くないです。白黒版では、単なる黒髪表現の山崎でしたが、フルカラー版では、ブルーブラックの髪色にいい感じでホワイトを差して、しなやかさを表現している…好みに個人差はあると思いますが、フルカラー版の山崎、白黒版より男前度が⤴️上がっている感じで、これからとても楽しみです。
     ストーリーのほうは、タイトルどおり山崎が、365日前から日菜乃に対して結婚宣言、じわじわと外堀を埋めて?ついにはゴールイン!という王道の筋書きです。王道だけあって、愛菜という元カノ社長令嬢も登場し、二人の間を引っ掻き回しますが、仕事以外では基本的に相手にしない山崎の誠実な様子が清々しい…愛菜の往生際が悪くて、イラッとはしますが、何とか耐えられます。そして、日菜乃に男として意識してもらうために、欲望に流されず?誠意をもって、彼女と向き合おうとする山崎陸が、完璧にイイ漢なのです。
     さて、前述のとおり、白黒版では既に結婚している日菜乃と陸。そこで完結と思いきや、現在、その後の二人の日常を描く新章に突入しています。あれれぇ〜?じゃあ、タイトルを「365日後の花嫁〜男友達から強引に求婚されて結婚しました」に替えなくても、よいのかなぁ?

    • 8
  8. 評価:5.000 5.0

    ツンデレクロエとスパダリクロード

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     タイトルからしてネタバレ、はい、そのとおりです、ヒロインブレア(本来はモブ)が仕えたお嬢様クロエが、異能に目覚めた後、クロードお坊っちゃまになった…というお話。
     では、なぜそんな面倒なことになったかというと、非嫡出子であるクロエ、正妻の公爵夫人の目を逸らすために、魔法薬で成長を巻き戻し、女の子を装っていました。けれども、異能に目覚めた彼女は、屋敷を追い出されたブレアを連れ戻すために、青年クロードとして生きることを決心します。その理由は、ズバリ「愛」。初めは家族愛だったものが、だんだん異性としてブレアを意識し、大事に思うようになっていく…けれども、ブレアはクロエを女性と信じている…その微妙さが、前半のキモ。クロエのクイーンオブツンデレぶりが、たまりません。
     後半は、クロエ改めクロードが、ブレアに男と認めてもらうために、押して押して、押しまくります。だって、公爵家の後継者に名乗り出たのも、全てブレアのためだもんねー。スパダリクロード、背が高くなって、イケメン度が増して、マジ眼福です。
     紆余曲折を経て(神様でさえ登場する!)、たどり着いた最終話。ブレアの問いかけに対し、クロードが答えます、「ありきたりなこの瞬間が、涙が出るくらい幸せだ…」二人で共に生きる喜びを、これだけ如実に表した言葉は、他にないのでは?
     傷付いた二つの魂が巡り会い、理解し合うことによってたどり着いた奇跡の物語、もちろん星5です。

    • 23
  9. 評価:5.000 5.0

    完読したどー!

     毎日毎日1話ずつ、こつこつ読み進めること264日(−3日)、1年の4分の3の日数を費やして、遂に完読することができました。無料じゃなかったら、決して読もうとは思わなかったであろうこの作品、とんでもない駄作かと思いきや、読めば読むほど気になって、それなりに満足感のある仕上がりです。
     もちろん、ツッコミどころは満載です。高麗とか百済とか新羅とか歴史の勉強かーいとか、腐ナムシはいい年した大人なのに、白靴下かーいとか、第3王子ファンソンの嫁さんはどうなったんだーいとか、どうでもいいことから、結局「ユルダ」は何者だったんだーいという根本的なことまで、たっくさんツッコみたい。プリオンナイトに至っては、ロボットアニメかって?ただ、それらにいちいち応えていたら、多分264話では終わらないだろうから、このざっくり惚けた感じがよいのでしょう。
     ざっくりしつつも、設定と構成は、それなりにしっかり練られていて、行き当たりばったりに作られた作品ではないと思う。スヒが非業の死を遂げて、サンヒに転生したことも、第1王子ヒョンソクに魔力がなかったことも、すべて意味のある設定で、ラストに繋がっていました。改めて読み返してみると、意外と伏線が張られていたことに気付くはずです。
    「聖女の力」は、水戸黄門でいう印籠みたいなもの(←分かる人には、分かる!)、そんなもんで全て解決しちまったんかーいというオチだけれど、「ユルダ」以外はみ〜んな幸せになれる結末です。あまりにも陳腐な予定調和…と片付けないで、ぜひ264話を根気よくお楽しみになることをお勧めします。全話無料のうちが、チャンスでっせー♡

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  10. 評価:5.000 5.0

    幼馴染もの史上、最高の「ありがとう」

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     玉石混交数多ある「幼馴染もの」の中で、この作品ほどピュアで、初々しくて、爽やかで、甘酸っぱいものは、他にないかもしれません。幼すぎもせず、くだらない駆け引きもなく、もちろんヒーローはクズではなく、高校1年生がお互いを大事にした結果、こんな等身大の、でも奇跡のような恋物語が生まれましたって感じかな?
     大抵の幼馴染ものには、ヒーローまたはヒロインを邪魔する元カノ、元カレ、ライバル横槍女etcが登場して、かなりイライラさせられることが多いのですが、この作品は違います。最大の障害と思われた星壱の元カノでさえ、とっても良い子で、きちんと救済の道が用意されているあたり、さすがの手島ちあ先生。主要メンバーの誰もが不幸にならない…幸せの予定調和っていうのかな?でも、それぞれの心情が丁寧に描かれ、みんな迷い、悩んだ上でのハッピーエンドだから、都合よ過ぎ感は少なく、納得のストーリー展開です。
     ラストシーン近くで、星壱がこゆりに言います。「俺のそばに 生まれてきてくれて ありがとう」くぅ〜っ、これ自分的に、幼馴染もの史上最高到達点の「ありがとう」。あまずっぱすぎる青春ピュアラブを追体験したい方には、絶対お薦めの星5です。

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