4.0
どうぞあまり「危険」になりませんように…
七里ベティ先生の描くキャラクターって、とにかく瞳が綺麗。そして、ポージングの美しい画を描かれるので、残念なコマ率が非常に少なく、安心して読むことができます。
ただ今回のヒロイン來那は、男勝り?(あ、ジェンダーレスに引っ掛かるかも!)っていうか、言葉が荒いので、ん?この吹き出し、誰が言ってんの?と、戸惑う場面がちょっと多め…。弟李兎の誕生とともに母を亡くし、ヤクザ映画大好きな父親の影響を受けながら育ったとしたら、こういうキャラ設定もありかも?好きか嫌いか、好みは分かれるところだと思いますが。
初回配信分では、まだ火神さんの真の目的が、明らかになってはいないし、來那との間にロマンスが生まれる気配も、んー、ある?ない?でも、來那のパパ関係に、フラグが立っているように感じるのは、自分だけでしょうか。
正直、極道モノは好みではありません。ただ、弟を育てるために、必死で頑張ってきた來那が、どんなふうに恋を意識していくのか、そして火神さんが、彼女をどう受け止めるのか、二人の「危険な恋」の行方に興味深々。どうぞ、あまり危険になりませんように…。
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