5.0
美しい世界を見るためには、それを見る人の心が美しくなければ、その目には映ってこない。その美しさを求めなければ、世界もその姿を見せてくれない。
そんな考えがよぎるような素敵なストーリーです。
単に美男美女ではなく、どこかしら欠けた人々が、お互いに慈しみあい、補いあって作る世界が一番美しいのだと教えてくれました。
絵も綺麗なので是非とも読んで頂きたいです。
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美しい世界を見るためには、それを見る人の心が美しくなければ、その目には映ってこない。その美しさを求めなければ、世界もその姿を見せてくれない。
そんな考えがよぎるような素敵なストーリーです。
単に美男美女ではなく、どこかしら欠けた人々が、お互いに慈しみあい、補いあって作る世界が一番美しいのだと教えてくれました。
絵も綺麗なので是非とも読んで頂きたいです。
読みました。最終話までのことを書いてますので、序盤しか読んでいない方にはネタバレになります。
伏線のすべてが回収され、世界のシステムそのものとの闘い、ニケの奪還、もろもろ含めてよかったです。途中、長すぎてダレましたが、タイトルの「それでも」の部分は共感できました。
この世界は高度な文明が破壊された後の話で、私たちの世界とはかなり異なる世界のシステムです。高度な技術と魔法が混在した世界。でも人間は変わらない。良いも悪いもいる、そして立ち上がる強さがある。リビの成長はニケを中心にたくさんの人たちに支えられて得たもので、だからこそニケが帰ってきたのだなぁと思ました。悪霊ちゃんも会いたくてたまらない人に会えて、本当に良かった…もう一度じっくり読もうかと思います。
ニケ。おかえりなさい。
別の方もおっしゃってますが、私もアニメで絵が(色使いが)綺麗で気になりアニメから入りました。
今までなんでこんな素敵に漫画に出会わなかったんだってゆうぐらいいろんな方にオススメしたいです。
もちろんいろんな系統の漫画のオススメもありますが、主人公の芯の強さや人間性がこの本の魅力だと思います。
主人公に関わっていくことでみんな主人公に惹かれていきます。
世界観もどんどん引き込まれます。
気になる方はぜひ読んで頂きたいです。
架空の世界の架空の国のお話で、ジャンルとしてはファンタジーだと思うのですが、一人の少女が自分の力で運命を切り開いていくヒューマンドラマのような読み応えのあるお話です。
主人公はガサツだなんだと言われますが、自分の信念をもって行動できるカッコいい女の子です。
次々に難題が降りかかり、すごくハラハラします。
正直絵はあまり上手とは言えなのですが、それがかえって不思議な迫力を醸し出すことがあります。
そこまではよくある話だけど、相手がまさかのかなりの年下!
年下王が女の扱いを恥ずかしながらも頑張るところが萌えます!笑
そこが他とは違うかな。
まだ連載も続いているようなのでこれからも読んでいきたいです。
正直あまり期待せずに読み始めましたが、想像以上のスケールのストーリー展開でした。特定の登場人物の魅力にどっぷりハマるというタイプの作品ではなかったですが、それよりも、だからこそかな、物語のテーマのひとつである「想いと実感」が浮き立っていると思います。
やられたらやり返す。今の現実の世界でも起こっている出来事もまさにそれ。やられたことだけを取り上げて加害者である自分を被害者として正当化すれば心は救われるけど、結局、連鎖でしかないし、何も変わらない。憎む相手と同じレベルに自分を貶めるだけ。やだー。リビくんの年齢がよく分からなかったけど、子供の頃にこれに気づけるなんて成長目覚ましい。
変わらない自分の「軸」である「想い」と、自分の人生かけて得た経験でもある「実感」は大切にしたいなーとあらためて思わせてくれる物語でした。長かったけど、ほんとうに名作だと思います。
ドハマリして全部読破しました。年の差カップル、特に少年って最初は抵抗がありましたが、ストーリーが素晴らしく、その抵抗を凌駕しました。ファンタジーの設定も深いし、ただ魔法のように雨を降らせることができるわけじゃなく、「想いと実感」を伴う必要があるのとかもいい。リビを過去も含めて丸ごと受け止めるニケと、ニケを大事にすることで成長し世界を信じられるようになっていくリビの関係が素敵です。
せっかくだから最後もっと二人の幸せ生活を見てみたかったです。
長いお話ですが、深かった…。
なかなかリビが子供なのでロマンスというより冒険&ファンタジー要素が多いですが、子供とはいえ太陽王は流石でした。地方(森や氷の王国など)に行くことが多くて 肝心の太陽王としての執務は大丈夫?と多々心配になるほど。でもニケは行くところ行くところで好かれるので嫁に求められたり色々大変だなぁと。でも男女問わずみんなが虜になるそんなニケだったから、最後までみんな諦めずに力を貸してくれたのだと教えてもらいました。再開後大きくなったリビとニケのラブラブ新婚生活を読みたいです!
特別かわいい女の子や好みの男の子がいるわけではなさそうだったし、あらすじを見てもそれほど興味がわかなかったので期待せず読んだのですが、どんどんおもしろくなりはまってしまいました。
終わりに近づくにつれ少し内容が複雑で理解するのに苦労しますが、みんながひとつになり世界を信じる姿に感動します。
まっすぐなニケとそのニケといることで人間らしい感情を取り戻したリビの絆に心を打たれました。
冷たい目をするしかない王と、山猿みたいな年上姫君の、これからが気になり、無料から購入しました☆雨を降らす為には、術者に世界が美しいことを感じさせる事。水は全ての始まりであり、二人の運命が優しい慈雨に辿り着くまで、見ていきたくなります。是非一読を☆