4.0
好みが分かれるかな?
私はこの方の作品好きで、これも作者買いしました。エロは少ないんですけど、ストーリーに惹き込まれます!ヨネダコウさんの作品とか好きなタイプの方なら、きっと好きじゃないかな~?ストーリーに深みはあります。でも最後の終わり方が…あ、そこで終わるんだ…って感じでアッサリしてて驚きました。
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私はこの方の作品好きで、これも作者買いしました。エロは少ないんですけど、ストーリーに惹き込まれます!ヨネダコウさんの作品とか好きなタイプの方なら、きっと好きじゃないかな~?ストーリーに深みはあります。でも最後の終わり方が…あ、そこで終わるんだ…って感じでアッサリしてて驚きました。
好きな人が蓉一に言動や態度が似ていて、
完徹して読みました。
自分の失恋にやっと向き合えました。
相手の存在を記憶から消したかったけど
やつと肯定できそうです。
冷静過ぎて表情がわかりにくく、無言に耐えられず余計なことをいっぱいしゃべってたのは不安だったんだ。
変な人に当たった気がしてたけど、好きで仕方がなかった。一緒にいると楽しくて、寂しい人。離れたらすぐ会いたくなる人。でもわかりにくい人。
最初は自分がおかしいと悩み、
相手が変だと決めつけ、とうとうあなたは普通じゃない、と言ってしまった。
好きだといいながら、あなたはおかしい、というのは、自分しか見ていなかったんだな。
自分のせいで終わったことをやつと気付けました。
ずっと許せなかったけど、わかりにくいのは
こちらが求め過ぎるから。自分が一番大事な
わかりやすい私のことは全てお見通しで、そして気持ちが無くなったんだな。
まだあきらめられないけど、
客観的に自分の否は見えたな。
素敵な登場人物に出会えたと思います。
この作品は登場人物たちの心の変化を丁寧に描いたとても素敵な作品です。
過去と繋がる今、後悔を抱える人たち、優しさ故にもどかしい危うい均衡を保ち続けることで支え合う。
そんな均衡を意図せず破る男
この作品が心の変化を丁寧に追っているからこそ、惹かれ合う人たちの惹かれる時の理由のない突然さが際立って、主人公の恋愛が人として成長していく原動力、契機になってる様がよく分かります。
BLとしてのドキドキ要素が一見少ない感じはしますが、いやいやどうしてなかなか良い頃合いでドキキュンさせてくれます。
年の差があるカップルの戸惑いと葛藤、気付きと成長が詰まった良作です。
ストーリーの方は他の方々のレビューにお任せで。
日高さんの絵がまず好き。
蓉一は美大生だが、日高さんも美大出身だろうか?
皆川蓉介に縛れた登場人物たちが、段々と解き放たれていく過程がいい。
桜井と蓉一も出逢うべくして出逢って恋をして、多少のすれ違いや葛藤はあるけど必要な過程だと思える。
一番感動したのは、登場人物の名前に植物の漢字が一字入ってること。
久保田さんだけ見つけられなかったけど。
井上さんも園子さんにも入ってる。
気になるのは蓉介がどんな絵を描いていたのか。
蓉一もどんな花の絵を描いていたのか。
はっきりとは描かれていませんので、読み手が想像するしかないのも粋な演出だと思います。
皆さんもレビューに書かれてますが、BLの括りにとらわれずに読んでほしいと思う作品です。
何気なく読んでみた作品。
BLと知らずに読み始めて、、でも表紙に蓉一と桜井さんのツーショットがあったりと・・・もしかして、とは思いつつ・・・
でも、初めの方は全くでした。全く、この2人が恋におちるなんて!!って感じでした。
蓉一は無愛想で冷静で笑顔を見せない大学生で、桜井さんはとても忙しい、うんと年の離れた社会人。
お互い第一印象は悪かったはずなのに、いつの間にか互いが惹かれあい、特に蓉一にとって桜井さんは心のよりどころとなる。色んな事に気付かせてくれたり、色んな感情を持つようになる。
蓉一にとって色んな事が初体験で、2人がキスしたり抱きしめあったりするシーンは、うぶな蓉一がものすごくかわいかったです♡
2人が惹かれていくところからは、本当ドキドキで、続きが気になって気になって、一気に読んでしまいました。
蓉一のおかれる環境は複雑で、桜井さんもまた少し抱えるものがあって、すごく深い物語だったと思います。恋愛だけでなく、他も。。
読み終えてしまって淋しいんですが、何だか豊かな気持ちになりました。
最後がね、全然嫌な終わり方ではなかったんだけど、シッカリ、ちゃんとは終えられてないと言うか・・・まだ続きを見たいと思わずにはいられません。
その後の、蓉一と桜井さんの姿が見たいです。
蓉一も桜井さんも、2人ともとってもカッコ良かった!また1つ、私の中で大切な作品が増えました。
事前情報をなにも知らず、絵に惹かれて読み始めたのですが、映画化された作品なのですね。
登場人物たちの悩みや戸惑い、初めての恋愛と傷ついた過去からの再生、それらがとても自然に絡まり合い、読み終わった後の感動が静かに押し寄せる、とても素晴らしい作品でした。
読了後、titleを見てまた感動して、作品を反芻してしまう。
安易に花が咲かないのもとても現実的で、まだ人生の途中、未来の可能性を感じられてよかったです。
漫画家さんがあとがきで仰っていたけれど、最終話1話前で実質の最終話というのも、たしかにここで終わっても違和感なく、むしろそれも納得の終わり方でした。
かと言って最終話も蛇足ではなく、しっかりまとまっているのも、ほんとうに漫画家さんの技術が高いなあと。
読めてよかったです。
作者さん買いで、この作者さんはハズレがないのは分かってたので、長編でしたが迷うことなく全購入しました。安定の綺麗な絵に、なんて緻密なストーリー、魅力的なキャラ達。BLというくくりだけでは勿体なさすぎる、とんでもない名作だと思いました。タップ読みは抵抗あるし読みにくいのですが、いやもうそんなのどうでもいいから早く次読みたい!ってなるくらい、無理のない、深いストーリーに感動しました。購入迷っていらっしゃる方がいらしたら、是非、おすすめです。
久しぶりに読み返したくなり、結局、殆どを読んでましたよ、真夜中に(^_^)
気付けば、全話購入してました(笑)
メディア化される前に、一気に、なーんとなく、読みたくなって購入してました。
読み返しても、やはり、始めの方からラストまで読みたくなる作品です。
桜井さん&容一、どちらの気持ちも分かるようになったし、あるある、分かる分かる、と思いながら、5巻分がすんなり読めます。
どちらの年代にも共感出来る作品で、お互いの世代に、影響を与える存在の仲間が個性的で、脇も良い味を出してますね(^_^)
より多くの方に、お薦め出来る作品です。
日高ショーコさんは心理描写が巧みで、どの作品も引き込まれます。登場人物も一人一人個性的で、リアルに近い気がしてなんの引っ掛かりもなく読めました。
周りを寄せ付けない蓉一。
仕事もでき人望もあるが、人と深く関わりきれていない桜井。
年齢も過ごす環境も違う二人。
でも、どこか似た部分があって惹かれ合ったのだと感じた。出会うことでお互いに大事なものに気付き、成長していく。
いわゆるBLモノっていうより ひとつの作品
その中には同性愛もあり・・という感じ なので 焦れったくもありますが、読むのを止められない。登場人物ひとりひとりの気持ちが 脇役にいたるまで 丁寧に描かれていて素晴らしいです。普通は最後はご都合主義的にまとめられちゃうんですが、これは一味違って最後まできちんと描かれています。葵一のテレちゃってまるまってるところが可愛い