【ネタバレあり】黒伯爵は星を愛でるのレビューと感想（2ページ目）

黒伯爵→白伯爵→甘伯爵？

　確かに連載当初は、天然なのか故意なのか、エスターに意地悪と勘違いされてしまうような行動や言動をとってばかりのレオン・J・ウィンターソン＝ヴァレンタイン伯爵、エスターからすれば、紛れもなく「黒伯爵」でしょう。でも、回が進むに連れ(特に、レオンの凄惨な過去が明らかになる辺りから)、エスターへのレオンの依存度がどんどん増して、黒伯爵らしさは影を潜めていきます。もう、後半はエスターを失ったら生きていけない的に激甘になっていて、黒伯爵の影も形もなし…こりゃ、一生エスターの尻に敷かれっ放しだろうな…(エスターは、無自覚印です)
　タイトルどおり黒伯爵(レオン)は、星(エスター)を愛でる物語ですが、彼女を愛でるのは、レオンだけではありません。吸血鬼の王のクリスをはじめ、ほとんどの登場人物に愛されまくっています、男女を問わず。特に、双子の兄アルジャーノンの、一見突き放したようにも見える献身的な愛には、胸を締め付けられます。「たくさん笑ったら　きっといいことがあるわ」母メグが遺したこの言葉を信じるには、彼は聡明すぎたのでしょうか。続編や番外編があるのなら、ぜひ幸せになって、心からの笑顔を見せてほしいキャラクターのひとりです。
　一見、ハッピーエンドですが、含みを残して物語は終わっています。レオンとエスターのその後に、いつか再会できることも期待して、星５です。

とてもおもしろかったです！

12巻もあるので長いですが、とてもおもしろかったです！
ヴァンパイアハンターの伯爵レオンと、下町育ちのヴァンパイアと人間のハーフであるダンピールのエスターのお話です。
始めはダンピールの能力のために結婚したのかなという感じですが、レオンがエスターを一途に愛しています。
そんな気持ちはエスターにはなかなか伝わらないのですが、そのもどかしい感じもおもしろいです。
そして少しずつ気持ちが通じ合っていきます。

なんでレオンがエスターを愛しているのか？
レオンとクリス(ヴァンパイアの王)との関係、
エスターの双子の兄のアルジャーノンはなぜクリスの元にいるのか？？
エスターとアルジャーノンのお母さん、お父さんのこと、
などなど、いろんなことが少しずつ分かっていくので、話にどんどん引き込まれていきます。最後までおもしろかったです！

個人的には、レオンのいとこのゲイリーとレベッカのその後が気になって。
その後の話が、"執事、黒星は傅かない"にあったので満足でした！
気になる方はそちらもぜひ♪

エスター可愛い

以前数話無料だった時に読んで気になってました。無料分増えて嬉しい～！と読んでいたらつい夢中に。予算超えて課金してしまいました。ヴァンパイアのお話が好きで。完結しているようなのでこのまま読みすすめまーす。混血の双子。アルはヴァンパイア側の貴族に、エスターはヴァンパイアハンターの貴族にそれぞれ生き別れ。エスターは恋には鈍感(ヒロインにありがちなアレです)ですが、女主人として旦那様のお役にたとうと頑張ります。一生懸命なエスター可愛いです。ハッピーな結末だといいな。

面白かった♡

主人公エスターは下町で貧しい暮らしをしながらも笑顔で生きる女の子。可愛くて自信がなくてちょっと鈍感です。
ある日貴族のレオンから求婚されます。
レオンは吸血鬼ハンターでした。
エスターは本人も知りませんでしたが実はヴァンパイアと人間のハーフでヴァンパイアを察知できる特殊の能力を持っていました。
レオンはその能力を利用する為に求婚したのか、それとも愛があるのかは読んでみてからのお楽しみ。

久々に楽しくてついつい隙間時間があれば読んで続きが早く読みたいと思わせてくれる作品でした(^ ^)
最後の終わり方が続き出るの？と思うような感じでした。

吸血鬼と人間のハーフの双子の姉弟のエスター。
貧しいながらも母と弟アルと３人で下町で暮らしていた。
母がなくなりアルが出ていってから一人で寂しく暮らしていたところにレオンという伯爵が妻になってくれとあらわれて。
エスターはハーフなので吸血鬼が近くにいると分かる能力があり、レオンは吸血鬼ハンター。
力を貸してほしいと頼まれて偽装？夫婦を装う。
でも話が進むに連れて、昔にしばらく一緒に暮らしていたこと、エスターのおかげでレオンが生きることを諦めなかったこと。
とにかくエスターは天然で鈍感。レオンの気持ちに全く気付かずってところがなんとも言えない。
レオンの溺愛にも気付かず、すごくかわいい女の子です。
アルが家をなぜ出ていったのか、後々わかるのですが、毒舌で塩対応なアルだけど、エスターのためだけに生きているアルが心をうたれました。
吸血鬼の二人の王もなかなかおもしろいし、悲しい場面もあったけど、みんなが幸せに暮らせる世の中を作っていってるんだなぁっておもいました。
レオンとエスターの気持ちが一つになり、エスターへの溺愛が止まらないレオン。
こんなに愛されるって素敵です。
大好きな作品の一つになりました。
この作者さんの物語は切なくも心温まるものが多くて好きです。

もどかしい

吸血鬼と人間のハーフ(ダンピールというそう)と吸血鬼ハンターのお話。
ダンピールのエスターと吸血鬼ハンターのレオンが協力して悪い吸血鬼を退治していく過程に2人の恋愛も絡んでいきます。
現在20話を少し過ぎたところまで読んでいますが、まあ2人の恋愛の下手さったら！読んでいて歯がゆい&もどかしい！
エスターよ、吸血鬼を見つける感覚は鋭いのに、なぜレオンの気持ちが読めない？
レオン、もうちょっと積極的にいかないとエスターは鈍いからわからないよ！
…と、やきもきしながら読んでいます。まだまだ先は長いですが、おもしろそう。

素敵なファンタジーでした★

愛されて愛されて愛される主人公、うらやましすぎか。
少女漫画のすぐ泣く弱い天然って揃ったヒロインは苦手ですが、エスターは結構好きでした。ドレスとか社交界とか吸血鬼とかファンタジーな世界は現実逃避できてはまりました。何より絵がかわいい&イケメン。
伯爵は全然黒くなかったな
いつも達観して見守る立ち位置クリスは魅力的
完結してるので配信待ちのざわざわもなく、気持ちも晴れやかです♪

面白かったです

無料分を読んでハマッてしまい、全巻コミック買ってしまいました。
レオンの本気がなかなかエスターには伝わらなくて振り回されてるのを見るのは楽しかったです。
エスター、アルの出生、レオンの過去、吸血鬼と人間の混血の理。様々に絡み合って話が進むに従ってお互いがかけがえのない存在になっていくのはとても良かったです。
でも最後エスターがまたダンピールに戻ってしまった感じなのがものすごく気になります!アルにもう一回薬を完成してもらえたらいいのに!

絵が可愛くて気になって読み始めました。
中世のイギリスが舞台で、街並みや服装、建物とかもおしゃれで見ていて楽しいです！
何よりストーリーもすごく良いです！
ヴァンパイアと人間のハーフの女の子が主人公で、ヴァンパイアハンターと恋するお話が主軸なのですが、他にも読みどころ満載で、至る所に伏線が散りばめられていて、テンポ良く回収してくれるところもどんどん読みたくなるところだと思います！

面白かった

結論、面白かったです。一気読みでした。長かった…。
ヴァンパイアハンターレオンと一般庶民ダンピールエスターが恋しながら数々の事件？を解決していく物語です。
レオンの一途なエスターへの愛がたまらないです。どれだけ愛しているかが最後までよく分かるお話でした。それぞれの生まれ育った環境や過去から繋がりがある事が判明したシーンから更に面白さを増しました。
ただ星4つなのは、最後の最後が気になる終わりだったからです…アルがエスターを救ったと思いきや…？ちょっと謎が残る終わり方だったのでこの評価にしました。