中国の戦国時代を描いた作品。
殺伐した時代の物語ですが、作者の独特の「間」や「画風」が、どこかのんびりとした、微笑ましい雰囲気の作品に仕上げています。
ただ、楽しむには、
「孟嘗君」「戦国四君」「白起」と言われてピンとくる程度の予備知識がないと置いてきぼりにされるかもしれません。
「秦」「戦国時代」とキーワードを並べるとキングダムを連想してしまいますが、私はこちらのほうが好きです。
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中国の戦国時代を描いた作品。
殺伐した時代の物語ですが、作者の独特の「間」や「画風」が、どこかのんびりとした、微笑ましい雰囲気の作品に仕上げています。
ただ、楽しむには、
「孟嘗君」「戦国四君」「白起」と言われてピンとくる程度の予備知識がないと置いてきぼりにされるかもしれません。
「秦」「戦国時代」とキーワードを並べるとキングダムを連想してしまいますが、私はこちらのほうが好きです。
表紙絵で食わず嫌いしてました。
表紙の壮担の顔が…というか表情に惹かれず、作品のことは知っていたのですが読み始めたのはつい最近になってからでした。
この作品…中国の時代物なのですがめちゃくちゃ面白いです!
もっと早くに読んでいれば良かった〜と後悔するくらい。
劇画作家の先生のアシスタントを長らくやっていたのかどことなく劇画作家の巨匠の絵に似てる…
私は劇画も割と読む方なのですが、劇画は結構あっさりバッサリグロい場面が登場します。
時代背景やお国柄を考えると決して残忍な部分を強調して描いているのではないことは分かるのですが、もしグロい場面が苦手な方は気をつけて読んだ方が良いかもしれませんね。
作者さんは歴史も文学もよくわかっていらっしゃる方なのだなと感心しっぱなしです。
グロさ苦手でなければぜひおすすめの作品です!
秦王国に侵略されまいと、知恵や力などの達人達が一進一退で戦うストーリーの展開が早く読み込んでしまう。
展開が早くて、人物もわかりにくい部分があるが、ストーリーが面白い。読めば読むほど展開が気になる作品。
5.0