【ネタバレあり】王子の箱庭のレビューと感想

よい執着攻

元執事（現当主）✖️元御曹司（現美人局やってるチンピラ）の関係がすごく狂ってるような純愛のような不思議な感じがします。鎖で繋いでみたりフォークでおどしてみたりしてるから狂ってるのかなと思いつつ、大好きだった落ちぶれた主人家族がまた暮らせるようにとお金を稼いで屋敷を常にリフォームしたり、バラバラになった家族が連絡取り合えるようにと画策したりして、あれ？これ純愛？？？みたいなギリッギリのバランスが最高にたまらないです。

千歳くん。

王子の箱庭も良かったですが、もうひとつの断熱線上の～話が個人的に好みです。
千歳くんが素敵です。秋の心の確執と秋を好きになった彼の気持ちを納得しながら読みました。オススメです。

二人の

一線を越えるまでの葛藤と、守りたいという想いが交錯して
心理描写も凄く良かった。
岩瀬は執事として護を守りたかった。
穢れなきままに。
でも時として、世の中がそうはさせてくれないのがツラい。

短編のアキとの距離感が凄く良い。
二人の想いが通じ合って良かった。

作家さんがとても気に入りました。
次回作も楽しみにしています。

岩瀬

岩瀬が譲を囚われの身にしてしまう。凄く絵柄がきれい。岩瀬と譲の絡むシーンも良い。最初は岩瀬が小さい時の譲を回想するシーンが所々ある。そのストーリーシーンがとてもせんさいなタッチで 描かれている。

全話購入

執事×主もの…王道だな、と思いながら
読み始めたのですが、
ちょっとシリアスで、切ない感じのストーリだったり、執事が主を監、禁するなど良くある執事×主ものとは少し違った作品で、
話が深くてとても面白かったです。
個人的には本編も良かったのですが、
短編の話もオススメです。

どちらかというと

箱庭より、断熱線上の鼓動の方が好きで何度も読み返しています。
寮生同士すれ違い、
アキも千歳も歪んでて
でも最後なんか幸せになったし
そんな2人が好きです。
素直になれてよかった。

やっぱ緒川千世の漫画は面白い！カーストヘヴンで大ファンになって、先生の作品を読み漁ってます笑
今回は王道だけど、どこか他とは違うのがやっぱりさすがだなって思いました！短編がすごく好きなので、是非読み進めて短編まで行ってください。

この作者さんの絵とストーリーがすごく好きで、作者買いしました！
このお話も歪んでるような、真っ直ぐなような執事と主人の関係でした。執事さんがスパダリで凄くかっこいいです！
落ちぶれた？主人と、成功した執事みたいな関係です。

暴君が地位も名声も財力も奪われ、裸で放り出される下克上ラブ。王子とは地位や名声や財力という付加価値あってのことではなく、生まれ育ちで磨き抜かれた品格がものを言う、という解釈がすごく好き。

すごい好き

元執事のお金持ち。
大好きなのにずっと待ち続けた彼はすごいと思う。そりゃー出したくないよ。しょうがない。パッピーエンドでよかった