地味でヒョロヒョロでフレンチポップを愛する男根岸宗一は
仕事の為に仕方なく不本意にやっているデスメタルバンド
「デトロイト・メタル・シティ」のボーカルクラウザーさんとして崇められているというバカコメディ。
クラウザーさんとしての自分に振り回されてる感じがめちゃくちゃ面白い。
おとうとの為にクラウザーさんとして田舎に帰り、お母さんに「クラちゃん」とか呼ばれて慕われたり。
私的にはPVの撮影とお母さんの手紙がリンクするところが一番笑った。
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地味でヒョロヒョロでフレンチポップを愛する男根岸宗一は
仕事の為に仕方なく不本意にやっているデスメタルバンド
「デトロイト・メタル・シティ」のボーカルクラウザーさんとして崇められているというバカコメディ。
クラウザーさんとしての自分に振り回されてる感じがめちゃくちゃ面白い。
おとうとの為にクラウザーさんとして田舎に帰り、お母さんに「クラちゃん」とか呼ばれて慕われたり。
私的にはPVの撮影とお母さんの手紙がリンクするところが一番笑った。
ノれる曲とノれない曲って、やっぱりある。
「ノリのいい曲」だからって、ノれるとは限らない。
このリズムに、メロディに、ノれる人がいるのはわかるけど、自分はノれない。
そういうことって、ある。
それが、好みというものである。
そんな音楽と一緒で、「ノれれば楽しいんだろうな」と思いつつ、私は、ライブハウスの片隅でしらけているタチの悪い観客のような位置で、この漫画を眺めていた。
どう考えても「そこまでやる必要あるか?」という漫画だけれど、やりすぎの美学みたいなものがあって、その過剰さに乗っかれれば、とても楽しい作品だと思ったし、無視できないオリジナリティーのある漫画だとも感じた。
皮肉でも嫌味でもなく、ノれなかった自分が、残念だ。
昔読んだことがあって、何十年ぶりに読み返してみました。お話の面白さよりも、服装や街の様子など、懐かしい…が先に来てしまった💧まだレトロまでいかない昔の景色、むずがゆい!けど厭じゃない…
映画化もされたので結構有名な作品かと思いますが、若杉作品といえばお下劣ネタは必需品、
途中出てくるス◯トロネタだけはどうしても受け付けませんでしたが、基本的にはクラウザーさんになっている時はキャラが乗り移って大胆になる、本当はフォークをやりたい青年なのに世間には全く受け入れられないジレンマ、などが若杉節で描かれています
今読むと絵も若いなあと思わせられますが、若いときに描いた勢い・それこそがこの作品の味となったのではないでしょうか
最後の方のパリ編が好きです
5.0