5.0
泣けます。正直絵があまり好みでなかったから読むのを後回しにしてたんですが、
読んでびっくり!感動です。
主人公がリンゴ農家へ婿入りし、そこで食べてはいけないリンゴを主人公の妻が食べてしまい…
主人公の妻の朝日ちゃんの思いやりのある明るさと優しさとにまた泣けます。
いい作品です。
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泣けます。正直絵があまり好みでなかったから読むのを後回しにしてたんですが、
読んでびっくり!感動です。
主人公がリンゴ農家へ婿入りし、そこで食べてはいけないリンゴを主人公の妻が食べてしまい…
主人公の妻の朝日ちゃんの思いやりのある明るさと優しさとにまた泣けます。
いい作品です。
一気読みしてしまいました。
中盤、朝日の可愛らしさ、雪之丞の愛情が深まるあたりにこころうたれました。
雪ノ丞の生い立ちから可哀想なのに、また試練が。おぼすな様は、猫に関係あるのかな?マメコ何とかしてください。
林檎にまつわる不思議なお話。
タッチはほのぼのとしていますが、村のミステリーの話が進むにすれ、絵と話のギャップに胸が締めつけられます。
青森で真っ赤な林檎を見てみたいと感じました。
不思議な不思議な物語で御伽噺を読んでいるようです。無料分から読んで一気に読んでしまいました。最後を迎えるまでの2人の毎日がとても悲しく切なかった
日本の昔の村の薄暗い雰囲気だったり、きしたりや祟りの本当の意味や怖さだったりを絶妙に描いていて、絵は可愛くてほのぼのとしますが、怖さも感じさせる作家さまの表現力に脱帽。
読み終えたあとの読了感は私が最近読んだ漫画の中ではトップです。
悪しき風習や、しきたりに抗いつつも否応なしに巻き込まれてゆく。
そしてそれは何百年も前から様々な人の想いの果てに受け継がれてきたものなのだなと知った時、何をするのか、何を感じ繋いでゆくのか。それに向き合う雪之丞がとても愛おしく思える作品でした。
生きていくってこういうことなんだろうか、と考えさせてくれるお話でした。
是非沢山の方に読んで頂きたいです。
自然の中で暮らす素朴な生活の中で起こるちょっと不思議なお話かと思って読み始めたら、底を流れるテーマの重さにグイグイ惹き込まれました。
「蟲師」や「夏目友人帳」や諸星大二郎作品と同じ空気を感じます。
マレビト、マヨイガ、生と死、神と鬼と人、神殺し、林檎が象徴するものなど。
民俗学的知識で構成された世界観の中で、静かに紡がれる物語。
そして、東北の自然や人の描写。
どれも、上手いです。
これは、何度も読み返したい物語です。
絵を見て可愛らしいお話かなと思っていましたが難しいお話でした。
とても悲しい気持ちになりましたがとても考えさせられる作品でした
お見合いで結婚して婿養子でりんご農家へ
仲睦まじくなった頃に古いいい伝えのあるりんごを知らずに妻に食べさせた夫
いい伝え通り連れていかれてしまうのか気になります
朝日は、神様と刺し違えたのかな?
りんごの神様の干渉ない世界をつくったのかな?
子供の頃からりんごの神様との繋がりをしっかりと感じていたから、運命(宿命?)を背負って生きてきたようでしたね。
りんごの神様との縁を絶つ…その宿命を授けたのが、また違う神様だったりして。
どんどん色んな見え方がしてきました。
なんだか神様が悪魔に見えてしまう感じもしましたが、神様からしてみたら人間に豊かさを与えることが、ある意味生け贄を捧げるようなことだったりもするかもしれない。
その引き換えに、人間の魂を頂戴している。
この世界は、いまも昔もずっとそうかもしれないですね( ´ー`)
とっても心に響くお話でした。