5.0
オオカミ王ロボ
子供の頃に読んだ『シートン動物記』の中で一番心に残っていました。大人になって漫画で読み返すとは思いませんでした。
初めから動物に味方していた子供の時と違い、ロボの所業が腹立たしく思えて、「大人の視点では昔みたいに浸れないのかなぁ」などと考えながら読み続けていました。が、やはりどんどん引き込まれ、筋書きを知っている分、ブランカが捕まると悲しくてなりませんでした。初めに腹立たしく感じたのも、谷口ジロー氏の描写が実に巧みなためです。
強く賢く最後まで気高い、カランボーのオオカミ王ロボ。再びこの作品に触れて、文字の書籍を読み直したくなりました。
by
匿名希望
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