狼王ロボ
「狼王ロボ」は、タイトルは知っていたけれど、実際どんな話なのかを知らないでいたので、読んでみようと思って読み始めた。毎日無料で一話ずつ読み進めていくうち、毎回胸が痛く感じて、翌日読む前にはしっかりした心構えを持ってからでないと読み始められないぐらい、個人的にはせつない物語だと感じていた。これが実話なのだろうから、本当に本当にせつないと感じた。人間と言葉が通じない生き物との共存の難しさを感じ、本当にせつなかった。
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「狼王ロボ」は、タイトルは知っていたけれど、実際どんな話なのかを知らないでいたので、読んでみようと思って読み始めた。毎日無料で一話ずつ読み進めていくうち、毎回胸が痛く感じて、翌日読む前にはしっかりした心構えを持ってからでないと読み始められないぐらい、個人的にはせつない物語だと感じていた。これが実話なのだろうから、本当に本当にせつないと感じた。人間と言葉が通じない生き物との共存の難しさを感じ、本当にせつなかった。
子供の頃に読んだ『シートン動物記』の中で一番心に残っていました。大人になって漫画で読み返すとは思いませんでした。
初めから動物に味方していた子供の時と違い、ロボの所業が腹立たしく思えて、「大人の視点では昔みたいに浸れないのかなぁ」などと考えながら読み続けていました。が、やはりどんどん引き込まれ、筋書きを知っている分、ブランカが捕まると悲しくてなりませんでした。初めに腹立たしく感じたのも、谷口ジロー氏の描写が実に巧みなためです。
強く賢く最後まで気高い、カランボーのオオカミ王ロボ。再びこの作品に触れて、文字の書籍を読み直したくなりました。
5.0