5.0
悲しくも美しい女たちのお話
恋をすること、好きな男と一緒にいること、ただそれだけのことがこんなに尊く思える…そんな作品です。
華やかであり影でもある、淫らであり上品でもある、遊女の生き方はまるで蝋燭に灯した火のようです。
生きること、思い人への愛情、今一度自分なりに考えてみたいと思いました。
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恋をすること、好きな男と一緒にいること、ただそれだけのことがこんなに尊く思える…そんな作品です。
華やかであり影でもある、淫らであり上品でもある、遊女の生き方はまるで蝋燭に灯した火のようです。
生きること、思い人への愛情、今一度自分なりに考えてみたいと思いました。
絵も綺麗で内容も気持ちが良いです。
短編の話がいくつか繋がっていて、
あ、ここに繋がるんだ!と感動します!
最終話、弥吉が勝野を待たずに結婚して娘をもうけた理由が知りたい。
一つ一つの物語に涙が出ました。
ぜひ、
皆さん手にとりよんでみて下さい。
初恋の相手と再開出来たけど、
それは、恋人同士ではなく、
遊女と客としての再開
切なさが込み上げ来ました。
各話が全部繋がっていたのにのめり込めました。
ストーリーに引き込まれるような独特の世界観。
一気に読みました。
吉原の女性それぞれの運命が描かれ、
少しずつストーリーが重なっている。
もう一度読んだら、また心への響き方も変わってくる気がします。
切ない人生の中で、小さな幸せを掴み、
幸せを知ったからこそ、そのあとの人生がより一層切なくなってくる。
吉原の中で生きる女性達の人生をいろいろな方向から描いた素晴らしい作品です。
はじめのお話を読んで、、、泣けました。
セツナイ、カナシイ。
カナシイ最後は来世で結ばれて欲しい。
幸せになって欲しい!
今の時代は、好きな人と一緒になれます。幸せなことなんだと感じました。
恋がしたくなりました、、、。
女郎の世界を昔は『苦界くがい』と言ったそうです。
一見華やかな世界の陰では、様々な女達の血と涙が滲んでいたのでしょうね。
ただそこに通うだけの男達には、決して分からない深い闇の世界に思いました。
なんだかとても純粋な恋ばかりで、切ないけれどこれが本当に恋するってことなのかなと思いました。そして読んでいくと色々な繋がりがあって、一人一人の遊女に感情移入してしまいます。
最後まで一気に読んでしまいました。
そして、映画化されるとのことで、これまた楽しみですね~!