3.0
カッチカチの兎丸を読める貴重なエロコメ
古屋兎丸の初週刊連載作品。当時古屋兎丸といえばアングラ系の細密な画で知られていて、それがメジャー誌で週刊連載なんてとかなり驚きました。
そして第1話を読んで再びビックリ。絵が下手⁉︎いや線がカタイ⁉︎自分の知っている美麗な線とはかけ離れていました。
つまり、週刊連載するには相当シンプルに、クオリティを落とす必要があったのかもしれません。
それでも、黄金比の解説や天使の降臨など古屋テイストを残しつつ、青年誌に迎合したエロを加えて、コメディに果敢に挑戦した意欲作と思います。
ギャグも古谷実を彷彿とさせてキレがあると思います。
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