4.0
奇天烈過ぎてクセになる
このお話、絶対好きか嫌いか、好みがはっきり分かれるやつ。そして、早めにレビュー書くと、多分、評価が低くなるタイプ。韓流か華流かよく分かんないけれど、設定が奇天烈過ぎて、その世界観を理解?するまでに、ちょっと時間を要するかもです。
だって、天界の話で天人だよ?これって、ユーラシア大陸では、当たり前の感覚?発現か何かよう知らんけど、いきなり「楽に乗りたまえ〜」だよ?韓流&華流時代劇風の映像が、つい頭に浮かんでしまった自分、ドラマの視過ぎです。
それにしても、天人=神様風に扱っているけれど、その割にはみんな人間並の低い精神レベル。噂話、差別、八つ当たり、etc etc…天界人が聞いて呆れるわ。
そんな中で、ヒロイン晩斐丹の頑張りには、好感がもてます。決して突出しているわけではないけれど、誠実かつ臨機応変に物事に対処できるしなやかさこそ、現代の天后に必要なんじゃないの?
公務員の資格取得を目指す斐丹だけれど、弦の正体が天帝って分かっても、天后の地位に興味がもてないのかな。くっつくフラグはいっぱい立っているし、いずれ相思相愛になりそうだけれど、ラスボス天太后サマも控えていて、まだまだ紆余曲折がありそうです。噛めば噛むほど味わい深くなる、スルメのようなこのお話、読めば読むほどハマっていきますよ〜。
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