3.0
モラトリアム…
設楽紘一31歳。
大手ビール会社勤務でいい匂いをさせてそうな仕事の出来る男だった。
しかし、会社を辞める事になり妻も出て行ってしまう。
完璧な人生だと思っていた男が無職、住む所無しとなる。
しばらく知り合いの下宿の管理人をしながら再就職先を探すが…
はじめは嫌味な男かと思っていた設楽紘一ですが、管理人の仕事もしっかりこなしどんどん好印象に。
嫌味だと思っていたがプライドを持って、自分の納得する仕事をしたい。
そんな設楽をいつかも後輩も口では悪く言っていても慕っていたんだなぁ。
設楽紘一のモラトリアム。
こんな時間も必要なのかもと思いました。
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