【ネタバレあり】真綿の檻のレビューと感想

考えさせられます

家族のことについてすごく考えさせられました。母の気持ちも娘の気持ちもすごくわかる、母への女の言葉がすごく印象的でした。

まさかの

最初は主人公が虐げられる内容なのかと思ったら、まさかの打電返しで爽快な気持ちになりました。かなりおもしろいです。

これからどうなるの

決して幸せといえないふたり
この先どのような感じでしあわせになるのか。大いに注目です。綺麗な絵は読みやすいです。

腹立つけど、最後は…

2つ目のストーリーまで読みました。はじめのは第一子長女あるあるの悪いやつ全部合わせた感で、わかりすぎて腹立つ程でしたが、最後は良かったです。
次も最後はどうなるのかな。途中ですが、怖いです。

なかなか面白い！

モラハラ旦那に縛られてる奥さんの話…？みんな可哀そうって思ってるよ…って話かと思ったら、全然違ってた！
実は旦那さんはめっちゃ家庭的な人だし、主人公も今の暮らしに幸せを感じてる！主人公を守るために家族にそう見せかけていたのだ。
主人公、旦那、弟、お母さんの立場からの話もあり、カラクリが解けるので読んでておもしろかったです。

SNSで見かける薄っぺらい論争(男女、地域、世代等)を更に薄めて漫画にしたような作品だと感じた。
同作者の「ダメ恋」もそのきらいがあったが、あちらはエンタメ作品としてきちんと昇華されていた。
本作はそれらが全く出来ていない為、ただただ後味の悪さだけが残り消化不良を起こしてしまう。

ピンと来ない

設定やストーリーは良いと思う。
なのにそんなに面白くない。
主人公の気持ちに共感できないせいかも。
感情爆発させても母親をほっとけないというのはわかるけれど。
昭和の女のイメージで読んでたから芯が強い女性だと思ってたので、どんでん返しのような展開があって主人公がよくわからない。

実家やばし

なんかさ、みんなで家に帰ってこい、家の子とやらせるために離婚とか…ちょっと狂ってるし、弟お金とったりしてるし…主人公なんだかんだで失火の面倒見てるし…わけわかんないわー

オススメ

毒親に振り回される子どもたちの短編集。
今の時代になっても意外に多いであろう、我が子を自分の所有物のように扱う親たちには読んでいてイライラさせられたが、そんな環境の中で親の言うことも聞きつつ、自分を失わなかったヒロインがかっこよかった。

最初回読んで、えっ何コレ不愉快と思いながらも、読み進めていくと、実はヒロインは気が弱い人ではなく、ちゃんと自分を持ち好きな人と自分たちの城を築き幸せに暮らしていたという落ち。