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健気な感じで愛されていく感じは乙女漫画だなと思う。
定番なのにしっかり気にして読めるのはやっぱりみんなの憧れている所があるからなのかなぁ?と思います。
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健気な感じで愛されていく感じは乙女漫画だなと思う。
定番なのにしっかり気にして読めるのはやっぱりみんなの憧れている所があるからなのかなぁ?と思います。
家族から虐げられ、使用人以下の扱いで生きてきた令嬢が、間違いの婚姻から本当の愛と幸せを手に入れるお話です。
最後は本当に幸せになってよかったけど、虐げてきた家族への対応はかなり厳しかったですね。
シェリルは少し接するだけでもすごくいい子ってわかるのに、リリアたちにあっさり騙されるセノーデルにイラッとしたけど何とか気付いてくれそうで良かった!
絵が綺麗で大好きです。タイトルが気になって読み始めましたが、主人公に幸せになって欲しいです。続きが気になりますわ。
シェリルは髪の色と眼の色が両親と違って生まれた。父親は母親が浮気してできた不義の子と決めつけ、彼女を虐げる。父親の再婚相手の連れ子の義姉と間違えられて婚約した辺境伯に、会ったその日に君は間違いだ離婚すると言われる。
辺境伯は冷たいが使用人達が優しく接してくれる。不在ぎみな辺境伯が頑なでヤキモキするが、屋敷内で流行病が起きた時のシェリルの働きを見たことでようやく誤解が解けてくる。シェリルを傷つけた自分は相手に相応しくないからと、他の嫁ぎ先を探す辺境伯。しかしお互い思い合っていることを確信して結ばれる。生まれた子供は父親の髪と眼の色で、父親はやっと自分の間違えだと気づいたが親子の仲が修復することはなかった。
両親のどちらにも無い黒髪で生まれてきたが故に不義の子と父親に認識され放置され、否定し続ける母親が亡くなり後妻を迎えると、使用人扱いとなるシェリル
シェリルの義妹リリアに求婚してきたセノーデル辺境伯へ、辺境など嫌!と身代わりにシェリルを送り出すリリアと父親たち
リリア本人ではないことを知り、離婚が許可される1年後までの結婚だ…と突き放すセノーデル(グレイグ)
が、シェリルの本来の性質をいち早く見抜いた使用人たちにより、シェリルへの偏見が徐々に消え、やがて溺愛になるグレイグ…
溺愛に至るまでのシェリルの自己肯定感の低さと、グレイグのヘタレっぷりに若干イライラするけど、それを乗り越えた後に身勝手で傲慢なリリアの登場で更にイライラさせられる
まぁ、お約束で結局は破滅するんだけど、その破滅ぶりは原作を読むと小気味いいw
ラストの方で、シェリルが本当に自分の娘だったことを知る父親。
こいつには、もっともっと厳しく激しく後悔してほしかった…そこは、すごく物足りない
まぁ、ストーリーとしては面白かったです
最後ハッピーエンドで終わるのかと思いきや色々と展開があって、甘々ではいかないなーっていうところが面白かったです!
ヒロインが終始受け身なのは物足りません。
前向きに変化していくようになってほしいです。
それこそ、幸せは自分で掴んでほしいですね。
幼い頃から、両親に似ていない容姿のせいで不義の子と決めつけられ虐げられて育ったシェリルが不憫でなりません。
ようやく望まれて嫁いだ先では間違いだったと言われただけでなく、夫であるはずの辺境伯に誹謗中傷の言葉を浴びせられ、1年後には離縁するとまで言われます。
全て妹リリアの嘘なのに、そんなことにも気づかない夫のクレイグには怒りを覚えます。
唯一の救いは、辺境伯家の使用人が優しい人だったこと。
特にテリーさんは優しいおじいちゃん。
辺境伯なんかよりずっと素敵です。
そんな辺境伯も中盤は自分の間違いに気づき、シェリルを愛する様になります。
後半は、妹のリーリアが旦那様の留守中に辺境伯邸に押しかけてきてやりたい放題。
天誅が下れば良いのにと切に思います。
シェリルとの恋が上手くいくと良い。優しく思いやりがある二人でお似合いだと思う。周りの人たちも優しい。