地獄くらやみ花もなき
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- スクロール
無料イッキ読み:7話まで 毎日無料:2024/07/14 11:59 まで
- 作家
- ジャンル
- 少年漫画
- 出版社
- KADOKAWA
- レーベル
- 角川コミックス・エース
- 配信話数
- 119話まで配信中(48~50pt / 話)
- タグ
あらすじ
罪人が化け物に見えてしまう遠野青児は、古ぼけた洋館で相談所を営む美少年・西條皓と出会う。優れた洞察力と妖しい美貌を持つ皓のもとで、青児はなぜか助手として働くことになり――!?
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みんなのレビュー
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妖怪への執着
罪人が妖怪に見えてしまう、という特殊能力を持つ主人公が、奇怪な相談所の助手として働くことになる、という話。
私は幼少期より重度の妖怪オタクなので、はっきり言って妖怪を扱った漫画には厳しい。
そういうわけで、いきなりオタッキーで偏屈なことを言って申し訳ないが、妖怪という存在には本質的に「善悪」はないと思うので、「罪人」という人間サイドの勝手な物差しが妖怪という姿に具現化される、という設定には根本のところで違和感があった。
おそらく京極夏彦の影響はあるのだろうが、はっきり言ってレベルが違う。
ただ、妖怪に対する執着、何としてもそれを描くのだ、という熱意みたいなものは明確に伝わったし、方向性やスタンスは違えど、本作に妖怪に対する愛情があると認めることについては、やぶさかでない。by roka- 6
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5.0
好きな世界観
妖怪の登場する推理もの…という意味では京極堂シリーズを思い浮かべるところはあります
ワトソン役の青児くんのキャラもどこか関口巽を思わせる(あそこまで壊れてはいないけれど…)
この青児くんはとある事情により、「罪を犯したものの姿が妖怪に見える」という特殊スキル持ち
彼が見た妖怪の性質と、犯人や犯罪の背景が連動して、事件の輪郭が浮かび上がってくるというスタイルです
犯人や背景が妖怪の姿として見えてしまうというのは、推理ものに於いてはネタバレもいいところなんですが、ホームズ役のシロシさんが魔王の息子で、そのライバル探偵も魔族。魔王の座を争って陰謀が繰り広げられるというサイドストーリーが同時進行していくので、うまいこと情報が錯綜して飽きさせません
絵は、個人的には原作小説のイラストがとても好きなので、もうちょっと線の細さや繊細さがあったほうが好みではありますが、こちらの絵も、推理ものと妖怪もの、どちらも十分表現できる画力の高さで良きです(これも京極堂シリーズをコミカライズされた志水アキさんの雰囲気にちょっと似てる印象)by かがみのもり- 1
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4.0
世界観
青児は何をやってもだめで、運がないなーと思うけど、シロシ様に会えたのは強運だったんじゃないのかな。
シロシ様の冷たくみえて実は優しい。
そして絶対負けないだろうと思わせる安心感。
そこに紅子さんが加わった、3人のやりとりがおもしろくてほっとします。
ちょっと内容は残酷で時に救いもないのかと思ったりするけど、そんな中でシロシ様は優しさを感じる。
青児にはずっとシロシ様のそばにいてほしいと思います。by そのあ- 2
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4.0
世界観
好きですーこういう系。ホラーというか何と言うか…。美しい青年が限界ニートと罪を裁くミステリーの雰囲気もありつつ。
ニートくんは人の罪が化物に視える異能者。それを利用して各話の人間たちが抱える罪を暴いて裁量していくといった構成なので、人の業とか欲とかそんなドロっとしたものがあったりで考えさせられたり泣けたり。絵も綺麗だし妖怪詳しい人だと『アレだ!』とかあったり楽しいです。確かに日本には数多妖怪に種類があるのに、それをネタ元にする漫画は昨今あまり見受けられなかったように感じます。鬼太郎とか位かな?なので若い世代にも新鮮で面白いと思いますよー。by しろかね- 0
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5.0
やっと見つけた次の推し
推し漫画の更新を待つ間うろうろしていたら出会えた漫画。美しい絵と引き込まれるストーリー。あっという間にはまってしまった。
美少年、美女に留まらずばあちゃんやら犬も猫も架空の妖怪達までも上手い。絵が上手いと言うのはプロに対して素人が言っても褒め言葉にならないのかもしれないが。美しい絵の世界の物語の中でフッと出される力抜いて読めるクスッとするシーンも好き。by ぱぴりか- 0
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4.0