3.0
少女の夢よ、永遠に
昔とは絵が変わってしまったし、昔のリリカルな雰囲気もないけれど、
それでもエドガーやアランに会えて嬉しい。
私がエドガーやアランの話を読んだ頃、
ちょうどエドガーやアランと同じ13歳か14歳の少女だった。
この漫画の設定と同じで、エドガーとアランは永遠に年を取らない。
でも、私達は年を取る。
私たちにとってエドガーとアランは本当に年を取らない少年で、
私達は時の流れと共に消えてしまう人間のリデルだった。
10代の永遠の美しさと薔薇とレースのカーテン。
ポーの一族は少女の夢だった。
少女の夢よ、永遠に。
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