162件
5.0
試し読みとか途中までしか読んでいない方には、わからないかもしれません。最後まで読んではじめて、糸が繋がって、そういうことかと分かる、そんな構成になっています。母と娘だけでなく、いろいろな女性が登場します。それぞれに人生があって、悩みがあって、幸せがあって…
私は一人っ子で母はかなり過保護で過干渉でした。でも、仲良し親子です。そして今二人の娘を育てています。そうはならないぞ、と思っていても、やはり娘達にすれば過保護なようです。娘の頃の思い、母となってからの思い、どちらも痛いほどよくわかります。
最終話まで読んでみてください。その感想は、一人一人違うはず。違って当然。そんな作品です。
30
5.0
あまりにも奥深い愛憎に胸が苦しい。
なに描いてもよしながふみって天才だ。こんなこと今さら言わんでも...と思うけど言いたい、特別な人間や大きな出来事がなくてもこんなにも人間の深い所まで描いて心揺さぶられるのがたった1冊の単行本だなんて。
若林の話が1番印象的ではあったけど全部で1つの作品になっているのでこれはよかったとかそういうものではない...
第一話だけでは母ひどくない？と思ってしまう気持ちもわかるので、できれば分冊でなく全部読んでほしい。
分冊だと人間の一部分しか見てないことになるから。そしてそういうのがテーマだから...！！！
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が多いコメント最終話(2/2)
母だって不完全な一人の女だし、そもそも完全な人間なんて一人もいない。頭ではわかってても、それが許せるかは別。それでも全部ひっくるめて、愛すべき娘たちなんだろう私たちみんな。
by みさるんるんさん
1
最終話(2/2)
後味のいい終わり方。私も自分の娘のことを思う存分、愛そうと思った。
by ひびっけつさん
1
第1話(1/2)
吉永さんらしい切り口の作風で
どうしたら、こんな作品が描けるのか
感心するばかりです。
by まめやままめたろさん
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